nicosmic life --- 心理占星術と未完成な日々

私たちは誰でも宇宙のエネルギーを利用することができる
人を診るということ
きのう久しぶりに太極拳に参加してきた。
体中が痛い。

太極拳の先生は鍼灸の先生でもあるのだけれど、私の占星術の仕事に対する姿勢に大きな影響を与えてもくれている。

「鍼をどこにどう打つか、長年やっていると多くの迷いを経験する。その時、最後の最後に大切になってくるのは決断能力だ。その能力を鍛えるには、心身を健全に保つ必要がある」というのが先生の口癖だ。
そのため、食べ物、運動、心のケアと自己の健康管理に細心の注意を払っている。
実際、先生の風のように流れる美しい太極拳を目の当たりにすると(65歳!)、どれだけ努力を重ねてきたかがわかる。

始めてその言葉を聞いた時、まだ占星術家として駆け出しだった私は、「人を診るということは、何と責任のあることだろう」と身が引き締まる思いがしたものだった。

もちろん、占星術を用いたコンサルテーションに鍼を打つほどの緊張感は必要ないかもしれない。
でも私は、それほどプロ意識を持って仕事をしている姿勢を尊敬する。
コンサルテーションだって、もちろん「人を診る」重要な仕事だ。
そして、現場ではいつだって最終判断に迷いを感じるものだ。

「どの象徴の次元で説明するか」
「本当にこの判断であっているか」
「クライアントの感情に引きずられてはいないか」
瞬間、瞬間で迷うことはある。
特に体調が不良の時、心身のバランスが崩れているときは、微細な判断が鈍るものだ。

人は全能ではない。
常に正しい判断ができるとも限らない。
自己の知識や経験だけでは越えられないテーマも、時にはある。
そんな時、自分の心身の状態が関係していないと誰も言いきれないはずだ。
「人を診る」ためにできる努力は、何も知識を増やすだけではない。
現場では、また別の鍛錬が必要になってくる。

私もいまだ訓練中。
クライアントのデータを準備している時、いつも太極拳の先生の言葉を思い出す。
つまり、テクニックだけではないところで、私は「人を診る」準備が整っているかどうかをチェックする。
ダメな時も多い。
仕事に追われ気が散っている時、心にモヤモヤを抱えている時、寝不足が続いている時、「自分はまだまだだな」と反省する。

牡牛座・木星期間に「健全な精神は、健全な肉体に宿る」という言葉をしっかり身につけてみたい。
久しぶりに自然と対話しながら、そう思った。
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