心理占星術は、誤解されることが多い。
昔のブログにも書いたと思うが、誤解する人は、まず心理学用語(防衛、投影、シャドウ、ペルソナ等)に抵抗を示す人が大多数だ。
また、心理学がベースになっているということで、難しい問題をテーマに扱わなければならないと考える人もいる。
たかが占星術師が、そんなハードな問題を扱ってもいいものなのか。
人のこころにまで踏み込んでも大丈夫なのか。
数年前は、そういったことでクレームを言う人もいたという。
時代は進み、心理占星術も少しずつ認知されるようになった。
しかし、まだ理解されるまでは至っていないのが現状だ。
誤解されては困る点は、心理占星術は医療行為をやろうとしているわけではないということだ。
クライアントたちは、何も睡眠導入剤を必要としている人なわけではなく、日常のちょっとした悩みを抱えて相談に来ているだけだ。
別に、単に占星術で鑑定していると言っても、もちろん何ら支障はない。
ただ、私があえて「心理占星術」と謳っている理由は、心理占星術アプローチは、クライアントの人物像や根本的な悩み、目指すべき方向性を知るのに適しているし、成果も高いし、個人が変化する過程を見守ることもできる。
「彼氏はいつできますか?」という質問に直接答えることなく、本人が自力で決断できるところまで持っていくことができるならば、やはりポジティブなアプローチ法と言えるだろう。
他の占術でこれらの実感が持てるなら、別に心理占星術などやらなくてもいいとは思う。
しかし実際、私のところに学びに来る人の多くが、「鑑定に自信を持てない」という悩みを抱えている。
それなら、是非、心理占星術の門を叩いてみてほしい。
間違いなく鑑定の幅が広がる。
ただし、心理占星術を学ぶにあたり、いくつかの注意点があることは伝えておかなければならない。
心理占星術を教える際、どうしても心理学をベースにしているということもあり、○○問題という言葉が多く出てくる。
例えば、父親問題、母親問題、対人問題、兄弟問題など…
教えるためにはこういった言葉を使う必要がどうしても出てきてしまうが、実際のコンサルテーションでこの言葉を使うことは、もちろん気をつけなければならない。
日本人の性格上なのか、そういった問題を持っている人の傾向なのか、例えば「あなたには父親問題がありますね」と言うと、そういった人たちは、「今抱えている私の問題は父親が原因で、私のせいではないのだ」という責任の放棄をすることもあったりする。
これらは特に、心理占星術を学習している人に多く見られる特徴だ。
○○問題を理由に、根本的な問題の解決に至らない人たちを私はたくさん見てきた。
確かに彼らの問題の背後には、何かしらの父親問題があるにはあるのだろう。
けれどサターンリターンも過ぎれば、自分の人生を誰かに責任転嫁をしていてはもったいない。
せっかくの成長のチャンスを逃してしまうことになる。
勇気を持って自分の人生を切り開いたほうが、悩み続けるよりずっと快適だ。
だから、コンサルテーションでは「父親問題がありますね」ではなく、「自信を持って人生を切り開く勇気はありますか?」「自己表現するということに不安を感じますか?」「人の上に立つというリーダーシップに苦手意識を感じますか?」「責任を取るという言葉にどんな印象を持ちますか?」などと聞いてみるといい。
これらの質問に抵抗があれば、父親問題=太陽、土星の影響が難しく働いている証拠だ。
後は、彼らのチャートの太陽、土星の良い方向性を見つけてあげればいい。
問題を複雑化する必要はない。
もちろん問題によっては、どうしても「父親」「母親」の実像に触れなくてはならないこともある。
そうであったとしても、逃げ道としてではなく、気付きとして触れる程度でかまわない。
それよりも、どう発展的に変化させることができるのかに集中したほうが、コンサルテーションの成果は高い。
心理占星術の学習は、そういった意味で学習する側の成長を必要とする。
まずは、占星術的逃げ道を自分に作らないよう努めることが大切だ。
月の状態がどうであろうが、太陽がどんなアスペクトを形成していようが、個人が望みさえすれば、天体はいかようにも「適正」に動いてくれる。
「父親問題が邪魔をして…」ではなく、「リーダーシップを取ることが不安で…」と言える勇気を持てるようになれば、きっと心理占星術は成長のための素晴らしいツールになってくれるだろう。
よく知り合いの人たちに、nicoさんの目指すところは高すぎるから、ブログを読んでいると抵抗を感じる人も多いのでは?と言われたりする。
そうですね。
確かに私はスパルタなところもあるかもしれない。
講座でもついてくるのが大変な人もいるかもしれないですね。
けれど、今日の勉強会で生徒さんたちは、驚くほどの成長を見せてくれた。
たった1年で、あれだけのチャート読みができるなんて、本当に感激!
Kさん、泣き言言いながら、よくついてきてくれました。
自信を持って大丈夫です。
これからも頑張っていきましょう!
昔のブログにも書いたと思うが、誤解する人は、まず心理学用語(防衛、投影、シャドウ、ペルソナ等)に抵抗を示す人が大多数だ。
また、心理学がベースになっているということで、難しい問題をテーマに扱わなければならないと考える人もいる。
たかが占星術師が、そんなハードな問題を扱ってもいいものなのか。
人のこころにまで踏み込んでも大丈夫なのか。
数年前は、そういったことでクレームを言う人もいたという。
時代は進み、心理占星術も少しずつ認知されるようになった。
しかし、まだ理解されるまでは至っていないのが現状だ。
誤解されては困る点は、心理占星術は医療行為をやろうとしているわけではないということだ。
クライアントたちは、何も睡眠導入剤を必要としている人なわけではなく、日常のちょっとした悩みを抱えて相談に来ているだけだ。
別に、単に占星術で鑑定していると言っても、もちろん何ら支障はない。
ただ、私があえて「心理占星術」と謳っている理由は、心理占星術アプローチは、クライアントの人物像や根本的な悩み、目指すべき方向性を知るのに適しているし、成果も高いし、個人が変化する過程を見守ることもできる。
「彼氏はいつできますか?」という質問に直接答えることなく、本人が自力で決断できるところまで持っていくことができるならば、やはりポジティブなアプローチ法と言えるだろう。
他の占術でこれらの実感が持てるなら、別に心理占星術などやらなくてもいいとは思う。
しかし実際、私のところに学びに来る人の多くが、「鑑定に自信を持てない」という悩みを抱えている。
それなら、是非、心理占星術の門を叩いてみてほしい。
間違いなく鑑定の幅が広がる。
ただし、心理占星術を学ぶにあたり、いくつかの注意点があることは伝えておかなければならない。
心理占星術を教える際、どうしても心理学をベースにしているということもあり、○○問題という言葉が多く出てくる。
例えば、父親問題、母親問題、対人問題、兄弟問題など…
教えるためにはこういった言葉を使う必要がどうしても出てきてしまうが、実際のコンサルテーションでこの言葉を使うことは、もちろん気をつけなければならない。
日本人の性格上なのか、そういった問題を持っている人の傾向なのか、例えば「あなたには父親問題がありますね」と言うと、そういった人たちは、「今抱えている私の問題は父親が原因で、私のせいではないのだ」という責任の放棄をすることもあったりする。
これらは特に、心理占星術を学習している人に多く見られる特徴だ。
○○問題を理由に、根本的な問題の解決に至らない人たちを私はたくさん見てきた。
確かに彼らの問題の背後には、何かしらの父親問題があるにはあるのだろう。
けれどサターンリターンも過ぎれば、自分の人生を誰かに責任転嫁をしていてはもったいない。
せっかくの成長のチャンスを逃してしまうことになる。
勇気を持って自分の人生を切り開いたほうが、悩み続けるよりずっと快適だ。
だから、コンサルテーションでは「父親問題がありますね」ではなく、「自信を持って人生を切り開く勇気はありますか?」「自己表現するということに不安を感じますか?」「人の上に立つというリーダーシップに苦手意識を感じますか?」「責任を取るという言葉にどんな印象を持ちますか?」などと聞いてみるといい。
これらの質問に抵抗があれば、父親問題=太陽、土星の影響が難しく働いている証拠だ。
後は、彼らのチャートの太陽、土星の良い方向性を見つけてあげればいい。
問題を複雑化する必要はない。
もちろん問題によっては、どうしても「父親」「母親」の実像に触れなくてはならないこともある。
そうであったとしても、逃げ道としてではなく、気付きとして触れる程度でかまわない。
それよりも、どう発展的に変化させることができるのかに集中したほうが、コンサルテーションの成果は高い。
心理占星術の学習は、そういった意味で学習する側の成長を必要とする。
まずは、占星術的逃げ道を自分に作らないよう努めることが大切だ。
月の状態がどうであろうが、太陽がどんなアスペクトを形成していようが、個人が望みさえすれば、天体はいかようにも「適正」に動いてくれる。
「父親問題が邪魔をして…」ではなく、「リーダーシップを取ることが不安で…」と言える勇気を持てるようになれば、きっと心理占星術は成長のための素晴らしいツールになってくれるだろう。
よく知り合いの人たちに、nicoさんの目指すところは高すぎるから、ブログを読んでいると抵抗を感じる人も多いのでは?と言われたりする。
そうですね。
確かに私はスパルタなところもあるかもしれない。
講座でもついてくるのが大変な人もいるかもしれないですね。
けれど、今日の勉強会で生徒さんたちは、驚くほどの成長を見せてくれた。
たった1年で、あれだけのチャート読みができるなんて、本当に感激!
Kさん、泣き言言いながら、よくついてきてくれました。
自信を持って大丈夫です。
これからも頑張っていきましょう!
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