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nicosmic life --- 心理占星術と未完成な日々

私たちは誰でも宇宙のエネルギーを利用することができる
ライフワークとしての職業意識
先週の土曜日の職業占星術の講座は、私にとって非常に意義深いものになった。
データを提供してくれたK氏、どうもありがとうございます。

彼は「今の仕事は、お金を稼ぐための手段だ」と言っていたが、職業プロファイルによると、しっかり別の方向性が示されていた。
それを聞いてみたところ、「ライフワークとして、そういった活動をしている」と答えた。
これがTYL式職業占星術のすごさだ。
MCからだけでは見落としてしまう個人の職業意識をしっかり捉えることができる。
もちろん、ある程度の訓練が必要になるとは思うが…

K氏の職業の方向性は、コミュニケーション軸と6ハウス、12ハウスの理想主義に示されていた。
つまり、ケーデントハウスが強調されているということだ。
ケーデントハウスは、MCという肩書や社会的立場を形成する前のハウスであり、職業に就く前の準備を整える場所だと考えられている。
しかし、私は別の見方をしている。
ケーデントハウスというのは、人間が人間らしい感性を育てる場。
知性や技能、哲学や思想や理想を育成するハウスである。

昔のブログでも、この話に触れたことがあるので参考にしてみてね。

ケーデントハウスの必要性

様々な人の職業を見てみると、実際、それを生業にしているかどうかというより、学び、知識を育て、奉仕するという傾向を示していることがよくある。
ケーデントハウスは金銭目的ではない活動の仕方をみせるということだ。

では果たして、精神的ライフワークは職業となり得るのだろうか?
職業という単語を辞書で調べてみると「生計を維持するために、人が日常従事する仕事」とある。
ということは、ライフワークは非常に個人的な精神的活動というカテゴリーに入るということになるのかもしれない。
ある本にも書いてあったが、「純粋に活動するために、朝、新聞配達をしながら哲学をやっている人もいる」という。
そんな思いをしても、やはり人はケーデントハウスの衝動を表現していく必要があるのだ。

しかし、今日の生徒さんからは、別の考え方も提示された。
彼女は、「お金を稼ぐということは、ひとつの責任感のあり方だ。奉仕的な職業意識は、お遊びみたいなものに感じる」と言っていた。
「生活のため、家族のため、しっかりお金を稼ぐ。それこそ職業意識だと」
それは、まさしくMC=山羊座=土星的世界観だろう。
それも、もちろん一理ある。

しっかりと職業的に確立した仕事であると証明するためには、ある程度の金銭的報酬を得られているべきかもしれない。
そうでなければ、ユングの言う成長した先に身につける「ペルソナ」、大人としての成長の証である「MC」はただの感受点になってしまう。

だから、ケーデントハウスが強調されている場合、前出の哲学者のような職業スタイルを持つこともいいかもしれない。

私は、クライアントをコンサルテーションした際、もし職業プロファイルの結果、ケーデントハウスが強調されていた場合、「お金は稼げないけど、ライフワークで活動していく価値はある」と伝える。
社会での責任ある立場を確立しつつ、一方でライフワークとして精神的な充足を目指す。
それがホロスコープの全体化、人格の全体化である。
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