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nicosmic life --- 心理占星術と未完成な日々

私たちは誰でも宇宙のエネルギーを利用することができる
ちょこっと11ハウスについて
大阪の皆さま、お疲れ様でした。
今回はかなりの時間を割いて、防衛の働きの話をしましたね。
なるべく多くの例とともに、わかりやすく心理的背景を説明したつもりなのですが理解してもらえたでしょうか?
東京の皆さん、今週末はよろしくお願いします。
きっと、またひとつ、ホロスコープの見方が変わると思います。
楽しみにしていてください。

大阪の帰り、新幹線の外の夕闇に包まれた田園風景を眺めながら、11ハウスについて考えていた。
サクシーデントハウスの重要性は様々なところで話をしているが、果たして、その重要性がわかったところで、実際の解決につなげていくのは難しいことも伝えている。
サクシーデントハウスは牡牛座・金星を起点とした「実感」のハウスのネットワークなので、実感まで結び付けるためには、体験や実績を積み重ねていかなければならないからだ。
だから私は、実践講座でも、他のハウスから刺激をしつつ、サクシーデントハウスの安定を図る方法を提唱したりしているが、それでも一足飛びにはいかない。

中でも、一番難しいのは11ハウスだ。
ティルは11ハウスを「愛されるに値する感覚に関連するハウス」と言っているが、私はこの解釈を知った時から、ハウスの概念が変わったほどの衝撃を受けた。
確かに、11ハウス=水瓶座はそうだ。
承認欲求を持つ水瓶座は、他者からのリアクションを必要とする。
最近よく聞く「評価価値」もこのハウスの象徴となっている。
他者から評価されることにより、自己価値を実感するということだ。
5ハウスで表現した「自分らしさ」、ティルの言う気軽に愛を与える感覚の先に、11ハウスの愛を受け取る力の作用があるというのだ。

しかし、一体「愛されるに価値がある」「承認欲求を満たす」「評価されることにより自己価値を実感する」というのは、健全な感覚なのだろうか?
アドラーの言葉から、それを考えてみたい。

自分の価値=2ハウスを認めるためには、まず他者の評価=11ハウスから自由になることが必要であると言う。
アドラーは「私は自分に価値があると思う時にだけ、勇気を持てる」と言い、それに続けて「そして、私が価値があると思えるのは、私の行動が共同体にとって有益である時だけである」と言う。
つまり、これこそが、11ハウスの向かう先なのだ。

これは、利他的と言われる水瓶座の性質を考えてみてもわかる。
サクシーデントハウスのネットワークは、最終的に愛の感覚を「世の中の役に立つ」感覚まで広げていくことで完成を迎える。

これがなかなか長い道のりなのだ。
気長に、2ハウスの自己の能力を育てていくしかない。
いつか、その能力が何かの役に立つ日が来る。


【追記】
Yさん、スイカ、ピータン、ネコおやつ、本当にありがとうございました。
ピータン、豆腐とごま油で早速おいしくいただきました。
そして本。
感激して言葉も出ないほどでした。
大切に引き継がせていただきます。
その後のエピソードもいつかお話しできたらと思います。
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