nicosmic life --- 心理占星術と未完成な日々

私たちは誰でも宇宙のエネルギーを利用することができる
ちょっと時期読みの話 今を生きるということ
大阪カイロンに参加の皆様。
お疲れさまでした!
ミッドポイント講座では懐かしい方も参加してくれて、とても楽しく講義をさせていただくことができました。
たくさんの方に参加していただき心から感謝です。

そして亜弥さん。
素敵なアネモネチラシを作ってくれてありがとうございます!
とても感動し、ほぼ泣きそうでした。
また、次回のアネモネの会で何か良い報告をしてくれるというMさん、仕事を拡大させる予定を聞かせてくれたTさん、お引越し真っ最中のRさん、皆さん、とてもポジティブな人生を生きているようで、私もたくさんのパワーをいただくことができました。

心理占星術応用講座では、nico式の時期読みのやり方を2パターン取り上げました。
その時、私はネイタルチャートの時期読みに関しては、あまり良い先生とは言えないということを皆さんにお伝えした。
それは、まあ極端な表現ではあるが、従来の時期読みから少し離れて、じっくり考えてみる機会にしてもらいたいというのが目的だった。

もちろん占星術は、時期読みが得意な占術だ。
しっかり時期読みをしていくというのは、占星術の技術を学ぶ上で重要だと言うことは理解している。
これまでたくさんの本や占星術家を通じ、ソーラーアーク、セカンダリープログレス、ターシャリープログレス等(ティルは時期読みを得意としているからね)をひと通り学んではみた。
現場でも、あれこれ試し続けてみた。
それでも、どうしても、違和感が残り続けた。
吉凶を分けるのは、天体ではない。
個人の捉え方、受け止め方が吉凶を分けるのだ。
占星術家が「吉凶」という価値観をクライアントに押し付けてはいけない。
どのようなトランジットにも、成長のチャンスがあるのではないだろうか。
この時期はこうなるだろうと断言するのは、心理占星術的アプローチとは言えないだろうし、個人の選択の力を奪うことは私の望むスタイルではない。
そしてやがて、心理占星術の性格上、未来予知がしっくりこないのではないかという考えに至った。

今、手元に2008年4月14日の「天体の運行と目標」と書いたメモがある。
その時期、私は「天体をポジティブに使用する」という試みを実験している最中だった。
トランジットなり、ソーラーアークなり、天体の長所を利用するということを意識してみると、どのように人生が変化していくのかを試してみたかったのだ。
丁度、従来の時期読みに行き詰っていた頃だと思う。
その時は、n冥王星□SA冥王星の真っ最中であり、またネイタルチャートの木星、海王星、火星にt土星がスクエアのタイミングだった。
どのようなことを難しく感じ、どう修正していくと、そこを速やかに乗り越えられるのか。
どちらの方向に向かっていくと、天体の運行に逆らわず、うまく波に乗れるのか。
自分なりに、あれこれ試し続けていた。

4月14日のメモに、今日読んだ本として、フランスの哲学者・シモーヌ・ヴェイユの言葉が書き加えられている。

私は来世というものを、いつも自分に禁じてきました。
死の瞬間が生の規範であり、目標であることをいつも信じてきました。
それは正しく生きる者にとっては純粋であり、あらわで、確実で、永遠的な真理が魂の中に入る瞬間なのだと考えていました。
これ以外の幸福は、自分のために願ったことは一度もないということができます。

なぜ、これをメモしたのか。
周囲の前世とか来世とかの話にうんざりしていたのかもしれない。
「今を生きる」という感覚を自分のものにしかったのかもしれない。

この「天体のポジティブな象徴をつかむプロジェクト」の結果はというと、私の人生をそばで見守っていた人なら、きっと「間違いなく、ポジティブな方向に進んだよね」と言ってくれると思う。
この体験が、今の私の時期読みの基礎となっている。

鑑定の現場で、たくさんの人の時期を読んできた。

病気を克服した人がきた。
病気と闘っている人がきた。
赤ちゃんを産んだ人がきた。
赤ちゃんを堕胎した人がきた。
仕事で成功した人がきた。
仕事で失敗した人がきた。
恋愛が成就した人がきた。
恋愛を喪失した人がきた。
人生最良の時を生きている人がきた。
人生最大のピンチを生きている人がきた。

人々の人生のある一瞬を捉えるのは、いつだって難しい。
人は、思いもよらない方法や手段で占星術の象徴を生きている。
もっとこう言ってあげればよかったと、後悔することもある。

その中で私にできることがあるとしたら、今をどう生き、未来をどうポジティブに捉えていくかを話し合うことだけだと考えている。
一度や二度のセッションではどうにもうまくいかない時もあるが、その中で、自分で自分の人生の発展を邪魔しないよう、その人のペースで確実に人生を歩めるよう、なんとか道を探るよう努めている。

それが私の時期読みに対する考え方だ。
スポンサーサイト
Designed by aykm.