その前に、長野の生徒のIさんから、こんなコメントをもらいました!
今回のアネモネの会「自分の持っている天体とその体験について語ろう!」は、占星術初心者の私にとって、参加される方々が自分の天体をどのように活用しそしてその天体をどう分析しているのかをお伺い出来るまたとない機会で、とても貴重な体験ができるのではないか?と思い、参加してみたい!と思ったのですが仕事も休めず断念しました。
でもいつかアネモネの会に参加してみたいです!
自分のチャートって一番読みにくい。
落ち込みすぎるか、ひいき目過ぎるか、どうも言い訳がましい感じで表現されることが多い。
ホロスコープを読むというより、チャートを脇に自分について話してもらうというスタイルがやっぱり良さそうだね。
その辺、ちょっと考えてみましょう。
Iさん、いつかまた一緒にお勉強しましょう。
また会える日を楽しみに待っています。
いつもうれしいお便りありがとうございます!
で、今日は冥王星ネタ。
昨日、今日と冥王星についての質問を何人かの方から受けたのは、今の天体配置の影響もあるのかしら?
冥王星ネタと言っても、象徴の話はなし(明日の講座でじっくりお話しする予定)。
ではなく、冥王星の運行について今日は書いてみる。
私にとって冥王星というのは、理解するのは難しくないけど、その取扱いが難しい天体である。
その理由は、錬金術における「下にあるものは上にあるもののごとく、上にあるものは下にあるもののごとし」というように、地球から一番近い月=下と連動する形で、一番遠い冥王星は働いていると考えれば、自分の中に深く下りていけば、冥王星の根源に触れることができるということだ。
で、人類初の冥王星を含む太陽系外縁天体・無人探査機「ニューホライズン」は、2015年7月14日(予定)に冥王星に最接近する。
このニューホライズンと冥王星の関係を探ってみると、これがやけに面白い。
というか冥王星って本当に食わせ物で、そして何かとホロスコープの天体配置に絡んでくるのだ。
例えば、今、占星術業界をにぎわせている?冥王星を含む活動サインでの強力なアスペクトは、1930年、1931年と形成されていた(蟹座の17度で発見)が、1930年とは奇しくも冥王星が発見された年であり、翌年1931年1月10日には、冥王星において地球の日面通過が発生している(次回の発生は2018年7月12日)。
まさに冥王星が地上化されたタイミングだ。
そして、ニューホライズンが冥王星を目指し地球を後にした2006年、冥王星は準惑星に降格した。
冥王星降格にアメリカの多くの子供たちは涙を流したという。
水のエレメントぽいね。
で、ニューホライズンが土星軌道を通過した2008年、冥王星は山羊座にイングレスした。
今、まさに冥王星が発見されてから、ちょうど半周したということになる。
次回の冥王星における地球の日面通過の時、おそらく冥王星はカイパーベルト内の太陽系外縁天体を観測し、そして太陽系を脱出することになる。
その時には、また冥王星の象徴の意味合いも変わってくるかもしれない。
ある天文のサイトを見ていたら、冥王星についてこんなことが書かれていた。
冥王星は、ある意味、探索・発見も含め20世紀を象徴する天体だったと思います。
それまでの惑星と違い計算上予測されていた事も、又、その暗さから言っても、人間の英知がもたらした発見だったと思います。つまり科学技術がここまで発展したからこそ、発見に至ったのだと思います。
そして20世紀終盤から21世紀、さらなる人類の進歩によって、太陽系外縁天体が次々にみつかり、ついに惑星の座を追われる運命となりました。
何だか、一つの時代に別れを告げるような気分です。
こんな風に、人類は20世紀という、一つの時代に幕を引き、新たな道を築いて行くのだろうと思います。
私にとって、冥王星はアメリカの象徴でもあったりする。
冥王星はアメリカ人の発見した唯一の惑星であり、アメリカでの人気は絶大だったということもあり、上記の文章を読むと、超大国アメリカの栄光と衰退を物語っているようにも見える。
天体の象徴は天文の歴史とともにあるわけだから、今後の冥王星=ニューホライズンに注目しつつ、占星術における冥王星の役割についても考えてみたい。
冥王星の話も尽きないけれど、今日はここまで。
今回のアネモネの会「自分の持っている天体とその体験について語ろう!」は、占星術初心者の私にとって、参加される方々が自分の天体をどのように活用しそしてその天体をどう分析しているのかをお伺い出来るまたとない機会で、とても貴重な体験ができるのではないか?と思い、参加してみたい!と思ったのですが仕事も休めず断念しました。
でもいつかアネモネの会に参加してみたいです!
自分のチャートって一番読みにくい。
落ち込みすぎるか、ひいき目過ぎるか、どうも言い訳がましい感じで表現されることが多い。
ホロスコープを読むというより、チャートを脇に自分について話してもらうというスタイルがやっぱり良さそうだね。
その辺、ちょっと考えてみましょう。
Iさん、いつかまた一緒にお勉強しましょう。
また会える日を楽しみに待っています。
いつもうれしいお便りありがとうございます!
で、今日は冥王星ネタ。
昨日、今日と冥王星についての質問を何人かの方から受けたのは、今の天体配置の影響もあるのかしら?
冥王星ネタと言っても、象徴の話はなし(明日の講座でじっくりお話しする予定)。
ではなく、冥王星の運行について今日は書いてみる。
私にとって冥王星というのは、理解するのは難しくないけど、その取扱いが難しい天体である。
その理由は、錬金術における「下にあるものは上にあるもののごとく、上にあるものは下にあるもののごとし」というように、地球から一番近い月=下と連動する形で、一番遠い冥王星は働いていると考えれば、自分の中に深く下りていけば、冥王星の根源に触れることができるということだ。
で、人類初の冥王星を含む太陽系外縁天体・無人探査機「ニューホライズン」は、2015年7月14日(予定)に冥王星に最接近する。
このニューホライズンと冥王星の関係を探ってみると、これがやけに面白い。
というか冥王星って本当に食わせ物で、そして何かとホロスコープの天体配置に絡んでくるのだ。
例えば、今、占星術業界をにぎわせている?冥王星を含む活動サインでの強力なアスペクトは、1930年、1931年と形成されていた(蟹座の17度で発見)が、1930年とは奇しくも冥王星が発見された年であり、翌年1931年1月10日には、冥王星において地球の日面通過が発生している(次回の発生は2018年7月12日)。
まさに冥王星が地上化されたタイミングだ。
そして、ニューホライズンが冥王星を目指し地球を後にした2006年、冥王星は準惑星に降格した。
冥王星降格にアメリカの多くの子供たちは涙を流したという。
水のエレメントぽいね。
で、ニューホライズンが土星軌道を通過した2008年、冥王星は山羊座にイングレスした。
今、まさに冥王星が発見されてから、ちょうど半周したということになる。
次回の冥王星における地球の日面通過の時、おそらく冥王星はカイパーベルト内の太陽系外縁天体を観測し、そして太陽系を脱出することになる。
その時には、また冥王星の象徴の意味合いも変わってくるかもしれない。
ある天文のサイトを見ていたら、冥王星についてこんなことが書かれていた。
冥王星は、ある意味、探索・発見も含め20世紀を象徴する天体だったと思います。
それまでの惑星と違い計算上予測されていた事も、又、その暗さから言っても、人間の英知がもたらした発見だったと思います。つまり科学技術がここまで発展したからこそ、発見に至ったのだと思います。
そして20世紀終盤から21世紀、さらなる人類の進歩によって、太陽系外縁天体が次々にみつかり、ついに惑星の座を追われる運命となりました。
何だか、一つの時代に別れを告げるような気分です。
こんな風に、人類は20世紀という、一つの時代に幕を引き、新たな道を築いて行くのだろうと思います。
私にとって、冥王星はアメリカの象徴でもあったりする。
冥王星はアメリカ人の発見した唯一の惑星であり、アメリカでの人気は絶大だったということもあり、上記の文章を読むと、超大国アメリカの栄光と衰退を物語っているようにも見える。
天体の象徴は天文の歴史とともにあるわけだから、今後の冥王星=ニューホライズンに注目しつつ、占星術における冥王星の役割についても考えてみたい。
冥王星の話も尽きないけれど、今日はここまで。
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