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nicosmic life --- 心理占星術と未完成な日々

私たちは誰でも宇宙のエネルギーを利用することができる
私的感覚 理解されないことを前提に
アネモネの会に参加の皆様、そして刺繍のワークをやっていただいた山崎さん、お疲れ様でした!
獅子座木星イングレスのタイミングでの開催となりましたが、カラフルな糸やフェルトに囲まれて、遊び心、子供心をくすぐられ、私もすっかり夢中になってしまいました。

自分の好きなものを選択し、コツコツと形にしていく…と、ここまでは牡牛座=金星の世界ですが、そこから「今、私が中心の世界」の中で、「生きている!」と感じられたとき、太陽の力がいきいきと輝き始めます。
また、様々なことにチャレンジすることで、「自分とは」を再確認できるのも面白いです。

「私はチマチマ作業をするのが結構好きだな」とか、「こうしてくださいとか、型どおりにやらされるのは好きじゃないな」とか、新しいことに向き合った時の自分自身の反応を改めて知ることができる。
だから、とりあえず、何でもやってみる。
今の自分は何が好きなのか嫌いなのか、それを知りたければ、とりあえずやってみる。
それも火エレメントのエネルギーです。
よく言われることですが、やって後悔することのほうが、やらないで後悔することよりダメージは少ないです。
とりあえず、やってみよう。
その意気で、この1年は過ごしてみたいと、昨日、刺繍のワークをやりながら思った次第です。

何事も最初はうまくできないものですが、昨日もお話ししたように、木星の「信じる気持ち」を大切に、木を大きく育てる気分で、のびのび気長に、未来を思い描いてみるといいですね。

今度は、時間に少しゆとりをもって、のんびり皆で刺繍したいです。

そして、私的感覚について。
基礎講座では、月の象徴を「私的感覚」と説明していますが、この「私的」というのは、つまり、そう簡単には人に理解されないし、人のことも理解できないということです。
月のサインだけ見てわかったようなつもりになっても、人には人の「超」個人的な私的感覚があるので、だから誤解もあれば、理解されないもどかしさも悲しみもあるのです。
私にも、昨日そんなシーンがありました。
でも、それはいたしかたない。
自分には自分の、相手には相手の私的感覚があるので、そうそう「わかってもらえた!」とはならない。
そのために、太陽を利用し、「見てほしい自分」を表現し、理解される努力をしていく必要があるというわけで、現場でも努力目標として「共感姿勢」というものはあるかもしれませんが、歩み寄りはあっても、完全に理解できたと思うのはおこがましいということです。
だからこそ、自分を知ることも、相手を知る努力をすることも面白い。
はあ、なるほどねとなる。

だから、あまり「理解されない」と嘆かず、自分の好きな自分を表現し続けるしかない。
そして理解し合えた時の喜びは、何とも言えない安心感、優しさ、むすびつきを感じるわけです。

またまた、みねんこさんがコメントしてくれましたが、私的感覚の参考になる文章なので、ここに記載しておきます。
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早期回想のワークの日は、前半に蟹座木星の期間を参加者みんなが振り返って話しました。
その様子は、いつ何処で誰と何をどうした、ということを想起し、「誰が…と言った、○○なので△△をしてその結果××になって~~と思った」のように具体的で説明的でした。
聞き手に伝わるように考えながらのように感じました。

それにたいしてその後の早期回想のワークでは、話し手は自分の感覚にふさわしいしっくりとくることばをその場で探しながら表現しているようでした。
この辺りがnicoさんのおっしゃる“クライアント自身のその場の存在も、一瞬、ふと希薄になる”という表現がぴったりだと思います。
この様子から、「私的」のわかりにくさは聞き手だけでなく話している本人にも掴みどころのない柔らかい世界なのかなぁと感じました。

前半の説明的なトークは3室・双子座・水星の機能的なイメージでしたが、早期回想トークは4室・蟹座・月の記憶と2室・牡牛・金星の感覚によって固有のことばを求めているイメージです。
けっこうみなさん「なんて言うか~」と連発しながら、その時の体感や感情を再生して、そこに入り込んで内部にしまってあるものなんとか言語にする。
なんとなく子どもの表現、話し方のようでした。
表現しきれていないモヤモヤ感をお母さんに汲み取ってほしいみたいな。月の欲求の再現かも!

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みねんこさん、いつもありがとうございます!
そうですね、最後の「表現しきれていないモヤモヤ感をお母さんに汲み取ってほしいみたいな」は、その通りだと思います。
だから、月の欲求は過剰になると、弱さ、甘え、依存の方向に向かうのですね。
そして、その反動として不足の方向に振れ、拒絶、悲しみ、落ち込みの感情に沈んでいくこともあります。
これを普段の生活のやり取りで理解してもらうというのは、かなり難しい。
だからこそ、早期回想のようなもので、普段言葉にできない「モヤモヤ感」を引き出すということは意義があるのだと思います。

そして、諦めず対話=水星を続ける。
月は水星とセットなので、言葉にする努力もひとつの方法です。

蟹座の木星から獅子座の木星へ。
私的感覚をどのように表現していくのか。
皆さんの個性表現を楽しみに、この1年過ごしたいと思います。

次回のアネモネの会は、私を見て!の第2弾。
ヘア・メイクアーティストのエリカさんによる、「私の魅せ方教室」です。
昨日も、その話で盛り上がりましたが、「顔」は私の看板、どのように魅せたいかを考えるのは私の務めです。
たくさんのメイク道具に囲まれ、ワイワイ自分の顔で遊びながら、自分を表現するコツなどを教えてもらおうと思っています。
私は、つけまつげのつけ方を習い、ゴージャスな目元を作ってみたい!ともくろんでいます。
詳細は後日。
かなり楽しみです。

では皆さん、暑さに負けず、楽しい獅子座ライフを!

ちなみに、私の作ったマンダラ刺繍はこちら!
急いで仕上げたから、出来はイマイチですが、とっても気に入っている。
あー刺繍楽しかった。

刺繍

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