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nicosmic life --- 心理占星術と未完成な日々

私たちは誰でも宇宙のエネルギーを利用することができる
射手座・土星の憂鬱――希望とは何だろう
結局、祈りなんて届かないじゃねえか。
どうせ信じたって、悲しい結果に終わるだけだ。

射手座・土星のスタートは、そんな思いになることが多かった。
事の成り行きの中で期待は高まり、希望にあふれ、だけど暗い側面はすぐそこにあり、結局、現実はそう甘くなく、信じることの難しさを知る。

「信念」は、火エレメントの特徴のひとつだ。
特に射手座は、可能性を信じ、チャレンジを続けることを目標にするサイン。
そこに現実感覚の土星がやってきた。
射手座的性質――思想、哲学、倫理観、道徳観、期待、希望、勇気、信念――が揺らぎ、「さあ、どうだ」と現実を突きつけられ、苦手意識や痛み、シャドウと向き合わなくてならない時期となる。
勢いよく上昇する火のエネルギーを地上に引き下ろし、冷や水を浴びせるのだ。
火は、そこで初めて現実の厳しさを知る。
だから、火エレメントは地エレメントで補完する。

現実はそう甘くない。

大人になると、そう実感することが多くなる。
何かを諦めたり、諭したり、慰めたりするときに、期待が裏切られた先には、いつもこのフレーズがある。
空を見上げ、手を合わせ、星に願いをこめた子供の頃なんて、遠い昔の話。
映画のように、ヒーローが、正義が勝つなんてことは、そうそうない。

私はこの先、何かを心から信じていけるだろうか。
希望を胸に、明るい未来を信じ、生きていけるだろうか。
こんなやるせないニュースが流れる時代に、どのような希望が私を強く支えてくれるのだろう。

ナラティブセラピーの質問のひとつに、私のお気に入りの一文がある。

これまでのあらゆる経験にも関わらず、あなたはどのようにして自分なりの仕方で希望を持ち続けてこられたのでしょうか。
このような困難な時を通じて、どうやって希望との関係を維持することができたのか、それについて何か考えはありますか。

今は、この質問を自分自身に問いたい。
日経の記事には、このような一文があった。

憎しみの連鎖に陥りたくない。
命の尊さと平和を忘れぬ誓いを胸に、ひたすら手を合わせる。

現実は甘くない、確かにそうかもしれない。
信頼が揺らぎ、希望を失い、誰かを責めたくなることもある。
未来が見えず、現実を恐れることもある。
でも、火はすべての生の原動力である。
自分を、他人を、未来を、運命を信じ、祈り、それに賭ける。
そうでなければ、人生を動かすことができない。

木星・逆行中の時は、射手座に関する内省を促す。
私の中の真理――哲学や思想、信念を見直すこと。
恐れず、前を向くために、私を支えているスピリットを見直すこと。
順行になる4月上旬までは、停滞感があってもいい。
焦らず、精神のあり方を調整するといいかもしれない。
プールの底に沈んだ宝物を探すイメージで、深く潜ってもいい。
いつか必ず陽はのぼると信じられれば。

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