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nicosmic life --- 心理占星術と未完成な日々

私たちは誰でも宇宙のエネルギーを利用することができる
四本の柱 所属感覚とアンギュラーハウス
私は、アドラー心理学の概念を天体やハウスの象徴に取り入れ、心理占星術の考え方に結びつけることが多い。
その中でも、特に「所属感覚」という言葉は、月の象徴を説明するときによく使う。
アドラーは言う。

所属に失敗すると、人は死を選ぶことがある。
人は所属するために、一生をかけて努力し続けなくてはならない。

ということは、つまり所属するということは、そう簡単なことではないのだ。
所属に失敗したら、もしかしたら、人の命を奪うこともあるかもしれない。

誰だって、日々の暮らしの中で、所属に失敗したり、成功したりを繰り返している。
家族であっても、友人で会っても、職場であっても、毎日顔を合わせる相手であっても、うまく所属できないこともある。

理解されていないと感じた時。

これが一番の所属の失敗だろうか。

受容されない不安。
ひとりぼっちの、置いてきぼりの孤独感。
ここは私の居場所ではない。
私は、ここにいるべき人間ではない。

多かれ少なかれ、時に人は、このようjな感覚に陥ることがある。
その時、たったひとつの所属の場しかない場合、たとえば”私には仕事しかない””子供たちだけが頼り””あなたがいないと生きていけない”など、たった一本の柱で人生を支えているのだとしたら、それはとても危険なことだ。
その一本が折れてしまったとき、つまり、その所属が奪われてしまった場合――リストラ、巣立ち、別離、喧嘩等――、人は死を選ぶことだってあるかもしれない。

では、どうすればいいのだろう。

講義中、私は「所属には四本の柱が必要だ」と伝えている。
チャートでいうと、1,4,7,10ハウスといったアンギュラーハウスが、”生きていくための所属をつくる場”ということになる。
つまり、1ハウス=人のことを気にせず、個人が自由に活動できる場、4ハウス=親しい人たちとの安心の場、7ハウス=社交、協力関係の場、10ハウス=社会の中での役割を担う場ということだ。

この4本の柱が安定していれば、環境の中にしっかり所属することができるだろうと考えられる。
しかし、もし1,2本の柱に大きな負担をかけた結果、その柱が安定した所属を失った場合、人生のすべてを失ってしまったような、大きな喪失感に襲われることもあるだろう。

もし、友人との関係がうまくいかなくなった時(7ハウス)、一時的にでも、ひとりで生きる選択、勇気が持てたら(1ハウス)…
ビジネスに失敗した時(10ハウス)、丸裸の自分を理解してくれる環境(4ハウス)、気軽に相談し合える社交(7ハウス)があったなら…

救えた命もあったかもしえれない。

個人の生まれ持った生きる力、家庭環境、仲間、地域や学校、これら4の柱が協力し合えるような環境作りができたならと思う。
誰かのせい、何かのせいではなく、この4つの柱で支え合えたらよかったのにと思う。

皆さんは、所属の柱を何本持っているだろうか。

これらの洞察は、半球やハウスの強調から考えることもできるし、土星、海王星、冥王星といったシャドウやコンプレックスを刺激する天体の配置と合わせて分析することもできる。

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