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nicosmic life --- 心理占星術と未完成な日々

私たちは誰でも宇宙のエネルギーを利用することができる
本当にちっぽけ だからこそ、大切なものがわかる 冥王星
イベントの仲間たちから、続々感想をいただいている。
ほんとうに有難い。

フィードバックがあって、ようやく物事は落ち着くところに落ち着く。

その体験には、どのような意味があったのだろか。
それぞれのものの見かた、考え方を知ることで、ようやく、一連の流れに幕を下ろすことができるのだ。
これこそ、2ハウスー5ハウスー8ハウスー11ハウスの交流なのだと思う。

場があり、人がいて、時を同じくする。
みんな、それぞれの関わり方をし、それぞれ自分に合った”価値”を持ち帰る。
それは、”得る”ばかりではない。
時に、”失う”ことで得られる”利”であることもある。

それが今回のイベント期間中に起こっていた天体配置にも示されているだろう。
蠍座土星とか、冥王星とか。

ニューホライズン、いよいよ、あと数時間で冥王星に最接近するんだよね。
科学ってすごい!
感動!
イベント期間中、探査機は一時休止状態になるという、かなりハラハラの局面があった。
このニューホライズンの話は、ちょいちょいブログにも出しているし、近々では、2014年の12月にこんな記事を書いた。

NASA探査機が冥王星に接近、冬眠から覚醒

太陽系の端っこの、月の3分の2ほどしかないちっぽけな準惑星の冥王星。
その冥王星に、今、注目が集まっている。

占星術の象徴を考える際、私は、「観察者効果」のようなものを象徴として取り入れることがある。

ウィキによる科学における観察者効果というのは、

観察するという行為が観察される現象に与える変化を指す。
例えば、電子を見ようとすると、まず光子がそれと相互作用しなければならず、その相互作用によって電子の軌道が変化する。
実際の観察をしなくても、電子が観測可能な位置に単に入っただけでも、理論上はその位置が変化してしまう。

というようなものだが、象徴というのも、この観察者効果のようなものが、その意味や出来事に影響を与えるのではないかと考えられる。
人々の意識が冥王星に集中することによって、冥王星的象徴が、多くの人々の意識に上がりやすくなるのではないか、また、冥王星の意味そのものも変化するのではないか。
ニューホライズンが冥王星の映像なり、情報なりを届けてくれて、様々なことが明らかになれば、冥王星が持つ「暗黒」「生と死」「地獄の門番」的なダークな象徴は書き換えられていくだろうね。
その上、「冥王星の向こうに惑星Xが存在する!」なんてなれば、冥王星の立ち位置も大きく変わるね。

とにかく。
冥王星が注目を集めれば、その象徴の意味合いも強く感じられるはずだ。
蠍座土星とともに、私たちは、その象徴を今、強く感じざるを得ない。

今回のイベントで、こんな話を聞かせてくれた仲間がいた。

ずっと自分の夢にとらわれてきた。
いつか、その夢を向き合う時が来るだろうと思っていた。
今回のイベントを通して、自分には、それをやり抜くだけの強い思いがないことがわかった。
20年間、その夢にとらわれてきたけど、ようやく、こだわってきた夢を手放すことができた。
心が軽くなるのを感じた。

牡牛座は、”I have”の所有のサインと言われている。
私はすべてを持っている。
肉体、資質、才能など、自分に備わった恵みを活かすことのできる存在である。

その反対に、蠍座は”I have nothing”のサインだ。
私は取るに足らない、小さな存在である。
私には何もない無力な存在である。
だから、自分をとりまく環境のリソースが重要になってくる。
謙虚な気持ちで、相手の資源を利用させてもらう。

今回のイベントでは、いろいろな人の才能に触れることになった。
たくさんの人々の価値がピースとして、会場を埋め尽くしていた。
だからこそ、自分に”ない”ものがよく見える機会にもなった。
ないものがわかったからこそ、”ある”ものがわかった。
これが牡牛ー蠍の補完関係の意味である。

夢のエピソードを聞かせてくれたTさん、ありがとうございます。
このエピソード、大事にします。

冥王星は、地球の衛星”月”の3分の2の大きさしかない準惑星で、太陽系の軌道からやや外れていて、カロンのような重量の大きすぎる二重衛星を従えていて、さらに4つの衛星も持っているという、やはり惑星と呼ぶには頼りない印象を与える。
だからこそ、私たちは冥王星から”共生”という象徴をみる。

冥王星1

私は小さな存在である。
だけど、全体の一部である。
そんなことを考えながら、太陽系の端っこに思いをはせる。

この写真は、私が今回のイベントで作った冥王星。
なんとなく、ハートがあるように見えるよね!

皆さんの冥王星体験、また聞かせてくださいね。

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