昨日、仲間たちと12月のニコプライベントの初打ち合わせを「KAIDO books & coffee」で行った。
七夕のイベントでお世話になった佐藤さんがオープンさせた旅と本をコンセプトにしたお店で、江戸時代に東海道五十三次の第一宿として栄えた品川宿の街道沿いにある。
それは素敵なお店で、ヒノキや桜の無垢材がふんだんに使われて、壁一面は本がびっしり並び、もう最高に心地よかった。
新馬場駅からの道のりも非常に趣があり、歩いていると自然と胸が高鳴った。
旅と本。
ここ1,2か月、このテーマをよく耳にするようになった。
本、読書、活字が話題になるのは、単に”又吉効果”なのかと思ったけど、そうだったね、射手座の土星だったね。
旅と本をテーマにした雑誌やイベント、読書会などのワークショップが盛んになっているのも、そうだね、射手座の土星の学びの機会だったね。
思うところがあって30歳の時、”旅”を封印したのだけど、久しぶりに「旅に出たい!」という衝動に駆られたり、最近、懐かしい本を手に取ってみたりしたのも、トランジットの影響だったのかもしれないね。
ということで、12月のクリスマスイベントは「旅と本」をテーマに、何か面白いことを考えていけたらいいなとひらめいた。
絵本のワークショップ、読書会はもちろん、「2016年宇宙の旅」として、天体のイメージワークなどもできたらいいなあと思っている。
で、射手座土星、旅と本といったら、隠者の心の旅。
情熱の灯火を右手に携えて、私のゆく道を明るく照らす。
そんな願いを込めて、灯りのワークショップなども行う予定。
楽しみになってきた。
それに先駆けて、9月中旬には円谷企画「nicosmic journey Vol.1――宇宙とわたしがつながる旅@美ヶ原高原」もあるし、12月のクリスマスイベントに向けて、「宙と星のオンラインギフトショップ」もオープンする予定。
皆さん、お楽しみに!
で、旅と本の話。
このブログでは旅とか本の話、あんまり真面目に書いたことないけど、自分で言うのもなんだけど、私は幸福な”旅体験”をいくつもしている。
モンゴル高原の月の出、アンコールワットのアンドレ・マルローの赤い道、アンダルシアのオリーブ畑に沈む夕陽、竹富島の無声の海など、息もとまるほど美しい奇跡のような瞬間をたくさん見てきた。
その体験が今の私を構成しているといっても過言ではない。
だから、旅には、もう未練などないと思っていたのだけど、ここにきて、やたら旅の衝動に駆られている。
2016年の夏至には「nicosmic journey フォロ・ロマーノ編」が待っているが、もしかしたら、旅が私を新たに再構成してくれるのかもしれない。
または本も。
旅と本は、セットのように語られることが多い。
大江健三郎は、海外を旅する時は、必ず読みかけの本を持って行くと言っている。
なぜなら、自分の正体を失わず旅できるからだと。
その感覚はよくわかる。
自分の慣れ親しんだものとつながりを保つのは、旅にはとても重要かもしれない。
でも、リンドバーク夫人の海からの贈り物の冒頭文にあるように、海と本はあまり相性が良くないと私も思う。
浜辺は本を読んだり、ものを書いたり、考えたりするのにいい場所ではない。私は前からの経験でそのことを知っているはずだった。温か過ぎるし、湿気があり過ぎて、ほんとうに頭を働かせたり、精神の飛躍を試みたりするのにはい心地がよ過ぎる。
私の場合、旅に持って行く本には、まったくこだわりがないかわりに、防災グッズを入れたバックパックの中に、避難所に持って行けるようにと3冊の本を常備している。
読後に未来に希望が持てる、さわやかな本という願いを込めて、坂口安吾「風と光と二十の私と」、大江健三郎「僕が本当に若かったころ」、サン=テグジュペリ「人間の土地」の3冊。
これらは、私を原点に引き戻す、非常に重要な本である。
のっぴきならない状況の中でも、この3冊があれば正気に戻れるだろうということで、バックパックの中に忍ばさせている。
そうだね。
これが隠者のランタンなのかもしれない。
いつ何時でも「私」を照らす、真実のともしび。
本の話、感想、皆のお気に入りの本、そんな話をいろいろしたいけど、それは射手座に土星が運行している2年半の間にいくらでもできるよね。
面白そうな企画があったら、ぜひ持ち込んでください。
みんなでまずは楽しく、射手座の再構成について考えましょう。
七夕のイベントでお世話になった佐藤さんがオープンさせた旅と本をコンセプトにしたお店で、江戸時代に東海道五十三次の第一宿として栄えた品川宿の街道沿いにある。
それは素敵なお店で、ヒノキや桜の無垢材がふんだんに使われて、壁一面は本がびっしり並び、もう最高に心地よかった。
新馬場駅からの道のりも非常に趣があり、歩いていると自然と胸が高鳴った。
旅と本。
ここ1,2か月、このテーマをよく耳にするようになった。
本、読書、活字が話題になるのは、単に”又吉効果”なのかと思ったけど、そうだったね、射手座の土星だったね。
旅と本をテーマにした雑誌やイベント、読書会などのワークショップが盛んになっているのも、そうだね、射手座の土星の学びの機会だったね。
思うところがあって30歳の時、”旅”を封印したのだけど、久しぶりに「旅に出たい!」という衝動に駆られたり、最近、懐かしい本を手に取ってみたりしたのも、トランジットの影響だったのかもしれないね。
ということで、12月のクリスマスイベントは「旅と本」をテーマに、何か面白いことを考えていけたらいいなとひらめいた。
絵本のワークショップ、読書会はもちろん、「2016年宇宙の旅」として、天体のイメージワークなどもできたらいいなあと思っている。
で、射手座土星、旅と本といったら、隠者の心の旅。
情熱の灯火を右手に携えて、私のゆく道を明るく照らす。
そんな願いを込めて、灯りのワークショップなども行う予定。
楽しみになってきた。
それに先駆けて、9月中旬には円谷企画「nicosmic journey Vol.1――宇宙とわたしがつながる旅@美ヶ原高原」もあるし、12月のクリスマスイベントに向けて、「宙と星のオンラインギフトショップ」もオープンする予定。
皆さん、お楽しみに!
で、旅と本の話。
このブログでは旅とか本の話、あんまり真面目に書いたことないけど、自分で言うのもなんだけど、私は幸福な”旅体験”をいくつもしている。
モンゴル高原の月の出、アンコールワットのアンドレ・マルローの赤い道、アンダルシアのオリーブ畑に沈む夕陽、竹富島の無声の海など、息もとまるほど美しい奇跡のような瞬間をたくさん見てきた。
その体験が今の私を構成しているといっても過言ではない。
だから、旅には、もう未練などないと思っていたのだけど、ここにきて、やたら旅の衝動に駆られている。
2016年の夏至には「nicosmic journey フォロ・ロマーノ編」が待っているが、もしかしたら、旅が私を新たに再構成してくれるのかもしれない。
または本も。
旅と本は、セットのように語られることが多い。
大江健三郎は、海外を旅する時は、必ず読みかけの本を持って行くと言っている。
なぜなら、自分の正体を失わず旅できるからだと。
その感覚はよくわかる。
自分の慣れ親しんだものとつながりを保つのは、旅にはとても重要かもしれない。
でも、リンドバーク夫人の海からの贈り物の冒頭文にあるように、海と本はあまり相性が良くないと私も思う。
浜辺は本を読んだり、ものを書いたり、考えたりするのにいい場所ではない。私は前からの経験でそのことを知っているはずだった。温か過ぎるし、湿気があり過ぎて、ほんとうに頭を働かせたり、精神の飛躍を試みたりするのにはい心地がよ過ぎる。
私の場合、旅に持って行く本には、まったくこだわりがないかわりに、防災グッズを入れたバックパックの中に、避難所に持って行けるようにと3冊の本を常備している。
読後に未来に希望が持てる、さわやかな本という願いを込めて、坂口安吾「風と光と二十の私と」、大江健三郎「僕が本当に若かったころ」、サン=テグジュペリ「人間の土地」の3冊。
これらは、私を原点に引き戻す、非常に重要な本である。
のっぴきならない状況の中でも、この3冊があれば正気に戻れるだろうということで、バックパックの中に忍ばさせている。
そうだね。
これが隠者のランタンなのかもしれない。
いつ何時でも「私」を照らす、真実のともしび。
本の話、感想、皆のお気に入りの本、そんな話をいろいろしたいけど、それは射手座に土星が運行している2年半の間にいくらでもできるよね。
面白そうな企画があったら、ぜひ持ち込んでください。
みんなでまずは楽しく、射手座の再構成について考えましょう。
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