
雨雨雨。
青い空が待ち遠しい。
さて。
大きな事件があると、時代の転換期と言われる。
占星術では、トランスサタニアンの影響が時代に変化を起こすと考えられている。
政権の変わり目や災害などの影響もそうだ。
シリアの難民がヨーロッパの国々を目指す。
その数は40万人に届くという。
安倍首相の無投票で総裁に再選、日経平均株価は、1000円超の急騰。
被災地の貧困化、経済的格差が広がっている。
柔軟サインの目標は、”よりよくなるための――工夫(双子座)、調整(乙女座)、チャレンジ(射手座)、イマジネーション(魚座)”であるとして、だから、つまり、柔軟サインの背後には、それぞれのサインの理想なり、希望の光なりがある。
―――もっとこうであったら、どんなに素晴らしいだろう
このイメージを力に、柔軟サインは、よりよい世界を目指す。
しかし、時にこの思いが空回りしてしまう。
”よりよく”は、時に多大な犠牲を生むこともある。
シリアの難民は、希望を胸に、平和を求めて国境を超える。
今より、もっと幸せになるために歩き続ける。
私たちは、一体どこへ向かっているのだろう。
このブログで何度か紹介した、ナラティブセラピーの重要な質問「あなたは、どのようにして希望を持ち続けてこられたのでしょうか」。
私はこの質問をとても気に入っていて、特に、木星ー海王星、ケーデントハウスタイプの人に、この質問をよく投げかける。
あなたは、どのようにして希望を持ち続けてこられたのでしょうか。
時々、ハッとするような答えを返してくれることがある。
なかなかうまくいかない就職活動、長患い、引きこもりの子供、ひとり身の不安…
様々な状況の中でも人は、隠者の杖――私の人生の旅路を支える希望の光――があるからこそ、歩みを止めずにいられるのだ。
そんなことをクライアントから教えてもらうことがある。
そしてクライアントはこの質問によって、自分の中の信念を再確認し、”よりよく”生きるためのささやかな光を思い出すことができた。
社会をよりよくするため、これから、どれだけの犠牲を必要とするのだろうか。
それは宇宙のみぞ知る。
けれど、人は”よりよく生きる”ために探し続け、戦い続け、守り続け、支え続けなければならない。
それが柔軟サインの努力目標だ。
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