乙女座新月。
南極で少しだけ部分日食。
皆さんは、どんな新月を過ごしましたか?
最近、勉強会では”サインの補完関係を理解し、現場でのアドバイスを考える”というのを頻繁にやっている。
長く学習している人との勉強会でも、先日、これをやった。
サインは、単体で成立しているわけではない。
向かい合わせのサイン、または隣り合わせのサインの補完関係によって、バランスを整えながら、サインを成り立たせている。
もっと言えば、モダリティ、エレメント等も、それぞれの関係性の中で役割を分担しながら成立している。
ここをしっかり理解することで、ホロスコープの構造に深く切り込むことができる。
これは、私のホロスコープリーディングにとってとても重要な考え方だ。
ユングは分析をする際、その人の性質の何が欠けているのか、そこに注目することで、その人物をより自己実現の方向に近づかせることができると考えていた。
私もホロスコープリーディングで、この考え方――欠けているものを探す――を積極的に取り入れている。
サインは単体で成立しているわけではない。
とても単純で重要な考え方なのに、あまり浸透していないのが残念だ。
例えば、山羊座は蟹座や射手座があるからこそ、その存在意義が確認できる。
山羊座の問題は山羊座の中で解決するのではなく、蟹座=月の感性でバランスを計るか、射手座=木星とのエネルギーの反発で問題となっているテーマを探っていくかする。
そうすれば、おのずと山羊座がうまくいかない理由が見えてくる。
そこが、アドバイスの方向性になる。
乙女座は、改善点を探し、問題を修正するサイン、メンテナンスのサインと言われている。
もちろんそうなのだけど、その象徴の意味には、決定的に欠けている2つの要素がある。
”陰サイン”が存在するためには、まず”陽サイン”の光が必要となる。
”陽サイン”の光が強く輝けば輝くほど、”陰サイン”の存在のあり方、その存在理由も明確になる。
つまり、獅子座を強く意識できた人こそ、乙女座のテーマを具体的にすることができるということだ。
外に向けて自分を表現した人だけが、具体的な反省点、修正点、習得すべき技術というのが見えてくる。
目的意識を強く持った人こそ、どのような技術を伸ばすべきかがわかる。
向かい合わせの魚座との補完関係もそうだ。
地エレメント=乙女座=水星は、技術はあっても「~のため」というビジョンを育てることが苦手である。
目の前の役割意識に追われ、未来へイメージをふくらますのが得意ではない。
だからこそ、魚座がそこを補完する。
だから、乙女座の新月によせて、自分にとって本当に必要なものは何か――技術力なのか、目的意識なのか、未来のビジョンなのかを意識するといい。
そうすれば、乙女座の新月をより有効活用できるだろう。
ということは、蠍座・土星にも言えるわけだ。
私の講座で、いつもこの話をしているのでちょっと耳タコかもしれないけど、だから、つまり、蠍座の土星のトランジットの何か問題になっているかは、例えば、牡牛座=金星がチャートの中でうまく機能しているか、または天秤座をしっかりやれているのかによって、アドバイスの方向性が変わる。
他者との深い関わり云々の前に、自分の感覚でしっかり世界を感じていることができているのか、他人の価値観で物事を量っていないか、自分の世界をどのくらい育てることができているのか、それができていないと、蠍座土星なんてとてもできっこない。
または、天秤座の感性――気軽で軽やかで対等な人間関係の場作り――がちゃんと育っていないと、蠍座土星は、やはりうまくこなすことができない。
ということで、Gさんからメールで質問をもらいましたが、だから、サインを考える際は、「サインは単体で成立しているわけではない」ということをイメージして、アドバイスの方向性を考えてみるとどうかなと思います。
ちなみに、28日は本年最大の満月、スーパームーンと言われていて、ヨーロッパやアメリカでは皆既月食が見られるね。
それまで、しっかり乙女座で自分の個性表現のための技術をしっかり磨き、天秤座で外に向けて交流を活発にしていけるといいね。

でも、にゃんには、新月とかあんまり関係ないにゃー
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南極で少しだけ部分日食。
皆さんは、どんな新月を過ごしましたか?
最近、勉強会では”サインの補完関係を理解し、現場でのアドバイスを考える”というのを頻繁にやっている。
長く学習している人との勉強会でも、先日、これをやった。
サインは、単体で成立しているわけではない。
向かい合わせのサイン、または隣り合わせのサインの補完関係によって、バランスを整えながら、サインを成り立たせている。
もっと言えば、モダリティ、エレメント等も、それぞれの関係性の中で役割を分担しながら成立している。
ここをしっかり理解することで、ホロスコープの構造に深く切り込むことができる。
これは、私のホロスコープリーディングにとってとても重要な考え方だ。
ユングは分析をする際、その人の性質の何が欠けているのか、そこに注目することで、その人物をより自己実現の方向に近づかせることができると考えていた。
私もホロスコープリーディングで、この考え方――欠けているものを探す――を積極的に取り入れている。
サインは単体で成立しているわけではない。
とても単純で重要な考え方なのに、あまり浸透していないのが残念だ。
例えば、山羊座は蟹座や射手座があるからこそ、その存在意義が確認できる。
山羊座の問題は山羊座の中で解決するのではなく、蟹座=月の感性でバランスを計るか、射手座=木星とのエネルギーの反発で問題となっているテーマを探っていくかする。
そうすれば、おのずと山羊座がうまくいかない理由が見えてくる。
そこが、アドバイスの方向性になる。
乙女座は、改善点を探し、問題を修正するサイン、メンテナンスのサインと言われている。
もちろんそうなのだけど、その象徴の意味には、決定的に欠けている2つの要素がある。
”陰サイン”が存在するためには、まず”陽サイン”の光が必要となる。
”陽サイン”の光が強く輝けば輝くほど、”陰サイン”の存在のあり方、その存在理由も明確になる。
つまり、獅子座を強く意識できた人こそ、乙女座のテーマを具体的にすることができるということだ。
外に向けて自分を表現した人だけが、具体的な反省点、修正点、習得すべき技術というのが見えてくる。
目的意識を強く持った人こそ、どのような技術を伸ばすべきかがわかる。
向かい合わせの魚座との補完関係もそうだ。
地エレメント=乙女座=水星は、技術はあっても「~のため」というビジョンを育てることが苦手である。
目の前の役割意識に追われ、未来へイメージをふくらますのが得意ではない。
だからこそ、魚座がそこを補完する。
だから、乙女座の新月によせて、自分にとって本当に必要なものは何か――技術力なのか、目的意識なのか、未来のビジョンなのかを意識するといい。
そうすれば、乙女座の新月をより有効活用できるだろう。
ということは、蠍座・土星にも言えるわけだ。
私の講座で、いつもこの話をしているのでちょっと耳タコかもしれないけど、だから、つまり、蠍座の土星のトランジットの何か問題になっているかは、例えば、牡牛座=金星がチャートの中でうまく機能しているか、または天秤座をしっかりやれているのかによって、アドバイスの方向性が変わる。
他者との深い関わり云々の前に、自分の感覚でしっかり世界を感じていることができているのか、他人の価値観で物事を量っていないか、自分の世界をどのくらい育てることができているのか、それができていないと、蠍座土星なんてとてもできっこない。
または、天秤座の感性――気軽で軽やかで対等な人間関係の場作り――がちゃんと育っていないと、蠍座土星は、やはりうまくこなすことができない。
ということで、Gさんからメールで質問をもらいましたが、だから、サインを考える際は、「サインは単体で成立しているわけではない」ということをイメージして、アドバイスの方向性を考えてみるとどうかなと思います。
ちなみに、28日は本年最大の満月、スーパームーンと言われていて、ヨーロッパやアメリカでは皆既月食が見られるね。
それまで、しっかり乙女座で自分の個性表現のための技術をしっかり磨き、天秤座で外に向けて交流を活発にしていけるといいね。

でも、にゃんには、新月とかあんまり関係ないにゃー
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