生徒さんから、「今回の新月図(食図)をどう読みますか?」という質問をいただいたので、ちょこっとだけ読んでみようと思います。

食図といったインパクトのあるチャートは、通常の新月、満月図より上位に位置づけられるため、長いスパンの影響力として考えられ、上書きするだけの強い食の影響が次にやってくるまで、その影響を残すともいわれていたりしますが、どうかなあ。
長くサロスサイクル(日食の周期)を見ていますが、その辺ははっきりした答えを出せないまま。
最近は、ストロベリームーンというような満月商戦としか思えないネーミングに多くの人たちが反応するので、もはや〇〇ムーンに比べたら、食図なんてあまり影響がないのかも。
とにかく通常は、食図→季節図→月相とサイクルのインパクト順にその影響力を読む、またはこれらのチャートの複合的な読み方が、社会全体の動き、そこに暮らす人々の集合意識になっているというわけです。
2017年8月22日以来、部分日食が続いていた食サイクルが約2年ぶりの皆既日食になるとなれば、やはりその影響の強さを考えることができるはず。
そのうえで、思い出したいのが夏至図。
MC-IC軸に土星、冥王星、火星、水星が引っ張り合いをしているチャートの何を起点(IC)にし、どこに進んでいくのかをイメージの中に、今回の食図(=新月図)の蟹座ASCの「私/企業/国」は何を大切にこの世界に向かっていくのか」が組み込まれていくという図式。

むしろ、食図(=新月図)の蟹座ASCの「生き残るため、大切なものを守るためのモチベーション」がクリアにならないと、「私/私たち」は次の2020年12月15日の皆既日食まで、自己像を強く確立できないまま、また誰かの傘の下で生きざるを得なくなるかもしれないということです。
奇しくも、21日は参院選の投開票日。
今、まさに自分/党の意思(マニフェスト)を掲げ、その存在の是非を問われる戦いへと突入したわけですし、また今日から発動された輸出規制なども食図(=新月図)の蟹座ASCの意思表示の表れかもしれません。
食図(=新月図)が確立すべきことと夏至図のテーマのレイヤーが見えたところで、ここから通常の月相の流れを見て、この1か月の過ごし方を考えてみると…
上弦の月

太陽は6ハウス、バイアコンバスタに入ったばかりの天秤座・月は8ハウス。
いいですねー
ASCで強く打ち出したと思ったら、まさに物理的にも心理的にも思い通りにならない状況へと移っていきます。
まあ、物事はこんなものです。
自分の心の内側、またはテリトリー内(蟹座)で思いを掲げているときは、なんとも気持ちがいいものですが、いざ相手にボールを投げてみると、おもったような反応が返ってこない。
これぞ6,8ハウス、他者にもまれながら、自己を洗練させていく、または限りなく交わらない議論の中で、むしろ自分の在り方を確かめていく。
今回の月相の正念場。
それが7/9~7/16までのタームになります。
満月図

みんな大好き満月図、今回は6-12ハウスで形成されていますが、上記に上げた思い通りにならない状況の中で、何を12ハウスの中から汲み取っていけるだろうか。
エゴを手放し、民意や集合意識を拾えれば、それは未来への期待へとつながっていく。
ただのエゴのための戦いであれば、おそらく苦しい戦いで終わるだろう。
12ハウス的体験を未来へとつなげることができるかどうか。
この時期に起こったことが伏線となり、食図のMCにコンジャンクションしている海王星のテーマにつながる。
そして、最後は下弦の月。

ここから不動サインのサイクルに。
太陽は獅子座に入り、月は牡牛座。
そして、このチャートは、夏至図のASC牡羊座のテーマが天秤座に、MC山羊座のテーマが蟹座にと、夏至図の軸を反転させた図になっています。
7/3からはじまった一連の月相の流れが最終的(7/31)にどんな着地をするのか。
日和ったり、力の飲み込まれたりして、私/私たちの意思や思いに反した違和感のある決断に流れていくのか。
それとも、たとえこれからの未来に試練が待ち受けるとわかっていても、自分たちの信じた道を歩むことができるのか。
今回の月相の流れの中で季節図のテーマ、食図のテーマを理解する姿勢が持てれば、この3か月、または次の皆既日食までの1年半は、それなりに私/私たちにとって力のつく時期になるのではないかと思う。
太陽活動の周期が地球をはじめとする太陽系の惑星によって左右されていることをドイツの研究所が突き止めたということですが、同じようにすべてのチャートは、様々な次元で影響し合っています。
新月図、食図といった一つのチャートに大きな意味を持たせるのではなく、様々な角度から流れを考え、複合的にチャートを読んでみると、もう少しダイナミックな流れが見えるかもしれません。
もっと詳しい解説は、次の大阪3限目の夏至図読みの中でやりましょう。
今回は、久しぶりに新婚さんのKちゃんも参加してくれるとのこと。
新婚さんのエロスと愛の話も聞いてみたいところ。
いろいろ楽しみです。
9月から大阪で時期読みパーフェクト講座を開催しようかなと思っています。
私が今読んでいるような、月相の流れ、そこに季節図や食図(サロスサイクル)を読む練習などもしていきます。
時期を通して、誰にどんな言葉を伝えたいのか、そんなこともやっていく予定です。

食図といったインパクトのあるチャートは、通常の新月、満月図より上位に位置づけられるため、長いスパンの影響力として考えられ、上書きするだけの強い食の影響が次にやってくるまで、その影響を残すともいわれていたりしますが、どうかなあ。
長くサロスサイクル(日食の周期)を見ていますが、その辺ははっきりした答えを出せないまま。
最近は、ストロベリームーンというような満月商戦としか思えないネーミングに多くの人たちが反応するので、もはや〇〇ムーンに比べたら、食図なんてあまり影響がないのかも。
とにかく通常は、食図→季節図→月相とサイクルのインパクト順にその影響力を読む、またはこれらのチャートの複合的な読み方が、社会全体の動き、そこに暮らす人々の集合意識になっているというわけです。
2017年8月22日以来、部分日食が続いていた食サイクルが約2年ぶりの皆既日食になるとなれば、やはりその影響の強さを考えることができるはず。
そのうえで、思い出したいのが夏至図。
MC-IC軸に土星、冥王星、火星、水星が引っ張り合いをしているチャートの何を起点(IC)にし、どこに進んでいくのかをイメージの中に、今回の食図(=新月図)の蟹座ASCの「私/企業/国」は何を大切にこの世界に向かっていくのか」が組み込まれていくという図式。

むしろ、食図(=新月図)の蟹座ASCの「生き残るため、大切なものを守るためのモチベーション」がクリアにならないと、「私/私たち」は次の2020年12月15日の皆既日食まで、自己像を強く確立できないまま、また誰かの傘の下で生きざるを得なくなるかもしれないということです。
奇しくも、21日は参院選の投開票日。
今、まさに自分/党の意思(マニフェスト)を掲げ、その存在の是非を問われる戦いへと突入したわけですし、また今日から発動された輸出規制なども食図(=新月図)の蟹座ASCの意思表示の表れかもしれません。
食図(=新月図)が確立すべきことと夏至図のテーマのレイヤーが見えたところで、ここから通常の月相の流れを見て、この1か月の過ごし方を考えてみると…
上弦の月

太陽は6ハウス、バイアコンバスタに入ったばかりの天秤座・月は8ハウス。
いいですねー
ASCで強く打ち出したと思ったら、まさに物理的にも心理的にも思い通りにならない状況へと移っていきます。
まあ、物事はこんなものです。
自分の心の内側、またはテリトリー内(蟹座)で思いを掲げているときは、なんとも気持ちがいいものですが、いざ相手にボールを投げてみると、おもったような反応が返ってこない。
これぞ6,8ハウス、他者にもまれながら、自己を洗練させていく、または限りなく交わらない議論の中で、むしろ自分の在り方を確かめていく。
今回の月相の正念場。
それが7/9~7/16までのタームになります。
満月図

みんな大好き満月図、今回は6-12ハウスで形成されていますが、上記に上げた思い通りにならない状況の中で、何を12ハウスの中から汲み取っていけるだろうか。
エゴを手放し、民意や集合意識を拾えれば、それは未来への期待へとつながっていく。
ただのエゴのための戦いであれば、おそらく苦しい戦いで終わるだろう。
12ハウス的体験を未来へとつなげることができるかどうか。
この時期に起こったことが伏線となり、食図のMCにコンジャンクションしている海王星のテーマにつながる。
そして、最後は下弦の月。

ここから不動サインのサイクルに。
太陽は獅子座に入り、月は牡牛座。
そして、このチャートは、夏至図のASC牡羊座のテーマが天秤座に、MC山羊座のテーマが蟹座にと、夏至図の軸を反転させた図になっています。
7/3からはじまった一連の月相の流れが最終的(7/31)にどんな着地をするのか。
日和ったり、力の飲み込まれたりして、私/私たちの意思や思いに反した違和感のある決断に流れていくのか。
それとも、たとえこれからの未来に試練が待ち受けるとわかっていても、自分たちの信じた道を歩むことができるのか。
今回の月相の流れの中で季節図のテーマ、食図のテーマを理解する姿勢が持てれば、この3か月、または次の皆既日食までの1年半は、それなりに私/私たちにとって力のつく時期になるのではないかと思う。
太陽活動の周期が地球をはじめとする太陽系の惑星によって左右されていることをドイツの研究所が突き止めたということですが、同じようにすべてのチャートは、様々な次元で影響し合っています。
新月図、食図といった一つのチャートに大きな意味を持たせるのではなく、様々な角度から流れを考え、複合的にチャートを読んでみると、もう少しダイナミックな流れが見えるかもしれません。
もっと詳しい解説は、次の大阪3限目の夏至図読みの中でやりましょう。
今回は、久しぶりに新婚さんのKちゃんも参加してくれるとのこと。
新婚さんのエロスと愛の話も聞いてみたいところ。
いろいろ楽しみです。
9月から大阪で時期読みパーフェクト講座を開催しようかなと思っています。
私が今読んでいるような、月相の流れ、そこに季節図や食図(サロスサイクル)を読む練習などもしていきます。
時期を通して、誰にどんな言葉を伝えたいのか、そんなこともやっていく予定です。
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