週末の山羊座火星で話す内容がほぼ固まってきた。
昨日、生徒のKさんから山羊座のついての質問をもらったというのもあるけれど、山羊座というサインをもう一度しっかりとらえ直す機会にできたらいいなと思っている。
今日のニュースを見てしみじみ思う。
ソフトバンクの決算説明会での「反省も含めて、今回は規模を縮小してやるべきだ」との孫社長の言葉。
または楽天が8年ぶりの最終赤字(318億円)に転落した、日産が「業績悪化は想定を超えている」と11年ぶりの赤字を発表したというニュース。
そしてコロナウィルスによる世界的経済リスク…
30年前のバブルの崩壊の教訓とともに、いよいよ山羊座の”規模=結界”の最終的な実感と、そして水瓶座への移行――これからの未来の価値の再構築――への準備が始まっていることを予感させる。
山羊座火星、または火星の第4ステージをどう乗り切るか、とても大事な話し合いができそうです。
15日(土)の火星WSの参加者の皆さん、よろしくお願いします。
で、せっかくだから、ここで火星サイクル手帳の冒頭のテキスト「はじめに」の一部を紹介しようと思います。
なんとなく、今、みんなでおんなじ意識を共有できるといいなあと思って。
火星サイクル手帳ユーザーではない方も、または山羊座以降のサイクルのイメージとともに(そしてミロの絵画とともに)、少しだけ火星について思いをはせてみてください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中世やルネサンス期の占星家たちは、火星が戦争や熱病、災害を予示すると考えていたため、この赤い天体の運行を不吉なものとして観測していました。
ギリシャ神話において、父ゼウスからも「オリンポスで一番忌々しい神」と言われるほどでした。しかし、彼の生まれ変わりであるローマのマルスは、ジュピターに次いで2番目に高い地位についていたと言われています。
さて、火星が戦争や熱病、災害の象徴であるとしたら、今を生きる私たちは、火星から何を教訓にすればいいのでしょうか。
また昨今、「火星移住計画」や「火星有人飛行」というように最先端の科学技術のもと、人々が我先にと火星を目指しています。
こういった流れは、占星術的にはどのような意味としてとらえることができるのでしょう。
占星術では、火星を支配星とするサインは2つ、牡羊座と蠍座です。牡羊座は、12サインの始まりのサイン。右も左もわからない生まれたての生命力の象徴。自己の存在の確立のため、生き残るため、人生に戦いを挑む。蠍座は、共存をテーマにしたサイン。こちらもやはり、生き残るため、他との関係を確立していく。
つまり、火星の象徴とは、目の前で何が起ころうと、「生きていく」ということをまず優先するということ。
戦争が起ころうが、災害が起ころうが、何よりもまず生きる、自分の力を使い、また他者との力を合わせ、とにかく生きる、それが火星の教訓であるはずなのです。
2018年は自然災害により、各国が多くの被害を受けました。また、貿易戦争や金融不安などによって、未来の見通しが不透明に感じることもありました。そこで私たちは目覚めるのです。生き残るために、私に何ができるだろうかと。
また、火星には「フロンティア精神」という象徴があります。未知の世界を目指す開拓精神。
旺盛な意欲と行動力、未到の地に踏み込むことを恐れない勇気ということです。
人類が火星を目指すとは、まさにそういった意味の表れです。
人生とはいつでも“未知”への挑戦、未開の地への旅なのです。
明日、何が起こるかわからない。
今日と同じ明日はない。
それなら、自分の力で人生に向き合っていこうじゃないか、それが火星力の重要なテーマでもあるのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
火エレメントの常套句「ピンチがチャンス」。
今は世界的にみても、まさにそのような時だ。
中国人観光客の激減を嘆くのではなく、ただひたすら不安の種の収束を待つのではなく、日本の本来を見直し、能動的に新しい生存の在り方を考えていくことが火星力=自立の重要なテーマになる。
そうでないと、ちょうど春分直後に形成される火星・冥王星のアスペクトが、依存や執着を断ち切らせるために、さらなる不安をあおる可能性もあるからだ。
山羊座期以降の流れの中で火星の運行と、それにともなう他の天体たちとのコンタクトをどう使うか。
そんな話も15日にしていけたらと思っています。
昨日、生徒のKさんから山羊座のついての質問をもらったというのもあるけれど、山羊座というサインをもう一度しっかりとらえ直す機会にできたらいいなと思っている。
今日のニュースを見てしみじみ思う。
ソフトバンクの決算説明会での「反省も含めて、今回は規模を縮小してやるべきだ」との孫社長の言葉。
または楽天が8年ぶりの最終赤字(318億円)に転落した、日産が「業績悪化は想定を超えている」と11年ぶりの赤字を発表したというニュース。
そしてコロナウィルスによる世界的経済リスク…
30年前のバブルの崩壊の教訓とともに、いよいよ山羊座の”規模=結界”の最終的な実感と、そして水瓶座への移行――これからの未来の価値の再構築――への準備が始まっていることを予感させる。
山羊座火星、または火星の第4ステージをどう乗り切るか、とても大事な話し合いができそうです。
15日(土)の火星WSの参加者の皆さん、よろしくお願いします。
で、せっかくだから、ここで火星サイクル手帳の冒頭のテキスト「はじめに」の一部を紹介しようと思います。
なんとなく、今、みんなでおんなじ意識を共有できるといいなあと思って。
火星サイクル手帳ユーザーではない方も、または山羊座以降のサイクルのイメージとともに(そしてミロの絵画とともに)、少しだけ火星について思いをはせてみてください。

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中世やルネサンス期の占星家たちは、火星が戦争や熱病、災害を予示すると考えていたため、この赤い天体の運行を不吉なものとして観測していました。
ギリシャ神話において、父ゼウスからも「オリンポスで一番忌々しい神」と言われるほどでした。しかし、彼の生まれ変わりであるローマのマルスは、ジュピターに次いで2番目に高い地位についていたと言われています。
さて、火星が戦争や熱病、災害の象徴であるとしたら、今を生きる私たちは、火星から何を教訓にすればいいのでしょうか。
また昨今、「火星移住計画」や「火星有人飛行」というように最先端の科学技術のもと、人々が我先にと火星を目指しています。
こういった流れは、占星術的にはどのような意味としてとらえることができるのでしょう。
占星術では、火星を支配星とするサインは2つ、牡羊座と蠍座です。牡羊座は、12サインの始まりのサイン。右も左もわからない生まれたての生命力の象徴。自己の存在の確立のため、生き残るため、人生に戦いを挑む。蠍座は、共存をテーマにしたサイン。こちらもやはり、生き残るため、他との関係を確立していく。
つまり、火星の象徴とは、目の前で何が起ころうと、「生きていく」ということをまず優先するということ。
戦争が起ころうが、災害が起ころうが、何よりもまず生きる、自分の力を使い、また他者との力を合わせ、とにかく生きる、それが火星の教訓であるはずなのです。
2018年は自然災害により、各国が多くの被害を受けました。また、貿易戦争や金融不安などによって、未来の見通しが不透明に感じることもありました。そこで私たちは目覚めるのです。生き残るために、私に何ができるだろうかと。
また、火星には「フロンティア精神」という象徴があります。未知の世界を目指す開拓精神。
旺盛な意欲と行動力、未到の地に踏み込むことを恐れない勇気ということです。
人類が火星を目指すとは、まさにそういった意味の表れです。
人生とはいつでも“未知”への挑戦、未開の地への旅なのです。
明日、何が起こるかわからない。
今日と同じ明日はない。
それなら、自分の力で人生に向き合っていこうじゃないか、それが火星力の重要なテーマでもあるのです。
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火エレメントの常套句「ピンチがチャンス」。
今は世界的にみても、まさにそのような時だ。
中国人観光客の激減を嘆くのではなく、ただひたすら不安の種の収束を待つのではなく、日本の本来を見直し、能動的に新しい生存の在り方を考えていくことが火星力=自立の重要なテーマになる。
そうでないと、ちょうど春分直後に形成される火星・冥王星のアスペクトが、依存や執着を断ち切らせるために、さらなる不安をあおる可能性もあるからだ。
山羊座期以降の流れの中で火星の運行と、それにともなう他の天体たちとのコンタクトをどう使うか。
そんな話も15日にしていけたらと思っています。
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