志村けんが亡くなったというニュースが入ってきた。
昭和のドリフ世代としては、ちびっこの頃、たくさん笑わせてもらった記憶がよみがえる。
クラスメートの男の子たちも、いつも物まねしてたっけ。
人の死は、やはりとても悲しいものだ。
地方の生徒さんとのやり取りをしていると「こちらは、いつもと変わらずのんびりしていますよー」という声があちこちから聞こえてくるが、東京(しかも原宿あたり)に住んでいるからだろうか、それとも私の思い込みなのだろうか、緊張と不安を空気の中にひしと感じる。
毎日、ブログを書こうとするたびに新しい情報が飛び込んでくる。
今、何が起こっていて、何を伝えるべきなのだろう
仕事の方向性はどうしていこうか
講座やワークショップ、新しい火星手帳のテキスト内容はどうしようか
そういったイメージをつかもうとするたびに、予想もつかないニュースが毎時毎時更新され、道に迷ったような気持ちになる。
もうわかった。
さすがに、いよいよ理解した。
これは1、2週間の短期戦で片づけられる問題ではないのだということが理解できた。
欧米の人が口々に「まるで戦渦にいるようだ」と言っているように、確かにこれは一人一人が社会にコミットし協力していかないとさすがに勝てない戦いなのかもしれないと、ようやく腹を据える覚悟を決めることにした。
明日、水瓶座0度で形成される火星・土星のコンジャンクションを前に、改めて「社会全体の脅威と戦う覚悟」のようなものを実感せざるを得ない感じがしている。
これは、11番目のタロットカード。
柱=不動サイン、ソード=風エレメント、天秤=客観性と、私はこれに水瓶座に必要なテーマを見ている。
水瓶座は、ある意味、厳しいサインだ。
客観性と全体性を持ち合わせたサインであり、社会的事実を突きつけ問題を提起するサインである。
そしてまた、多くの人たちの考えや意見を拾い集める「代弁者」としての役割を担っている。
皆が思っていても口にできないこと、それを言うことがはばかれることを勇気を持って口にする。
まるで裸の王さまに、「王さま、裸じゃん!」と叫ぶ子供のように。
つまり、私たちは今、自分の中にあった事実を口に出す必要に迫られているのかもしれない。
未知の経験を前に、失敗を恐れることなく、それぞれの立場において率直な意見を述べ、議論する場が必要になる。
そして、その時に合った正しい意見が素早く採用されなければならない。
そろそろ厳しい現実を受け入れざるを得ない時期に入ってきた。
個人/企業/国のそれぞれの戦いとして、火星・土星が現実に向き合う時がきたのだろう。
でも実際、今、目の前に迫りくる課題、乗り越えるべき問題は、おそらくコロナ以前からあったはずのものでもある。
私でいえば、フリーランスで働くというリスク、女性が一人で生きるというリスクは今に始まったことではない。
今、もし不安を抱えている人がいるとしたら、ある程度の長期戦を見込んでアセスメント(現在の状況を把握する作業。程度や範囲について客観的に評価する)をすることだ。
この作業は楽しいものではないが、それが水瓶座に土星的体験の一つでもある。
タロットカードの絵柄のように、厳しく現実を見据えて、正しく評価する。
根性論「頑張ればどうにかなる」とか理想主義「誰かがどうにかしてくれる」「きっと大丈夫」とかでは乗り切っていくのは難しい。
前からあったであろう問題――生活環境、人間関係――といった生きることを阻害する要因はできるだけ減らし、人それぞれの活動能力が落ちないよう少しでも工夫していくことが必要になってくる。
不安があったら、人や社会サービスを頼るのも水瓶座的だ。
社会のリソースは大いに利用すること。
心理的なサポートがあることがわかるだけでも大きな支えになるかもしれない。
人や社会は敵ではない。
水瓶座のアドラーは言っている。
人や社会(共同体)は協力のもとにある。
こんな時だからこそ、どんな立場にある人も取りこぼさないような社会ができるよう話し合えるといい。
それぞれの戦いの中で、お互いが協力し合える社会を目指せるといい。
どうせ長期戦になるのなら、目前の対策だけではない、共同体の生き残りを目指して動いていければいいと思う。
私も自分で何ができるか、自分の力でできること、人と一緒にできること、いろいろ考えてみたい。
こんな中でもオンライン等で学び続けてくれている皆さん。
また、火星サイクルの感想を寄せてくれている皆さん。
声を聞かせてくれてありがとうございます。
皆さんが無事で頑張っているのを知るだけでホッとします。
心理占星術は、私にとって大きな心の支えになっています。
皆さんにとってもそうであるように、こんな中でも、少しでも必要な情報を届けられるよう工夫ができたらと思っています。
皆さんの声、また聞かせてください。
nico
昭和のドリフ世代としては、ちびっこの頃、たくさん笑わせてもらった記憶がよみがえる。
クラスメートの男の子たちも、いつも物まねしてたっけ。
人の死は、やはりとても悲しいものだ。
地方の生徒さんとのやり取りをしていると「こちらは、いつもと変わらずのんびりしていますよー」という声があちこちから聞こえてくるが、東京(しかも原宿あたり)に住んでいるからだろうか、それとも私の思い込みなのだろうか、緊張と不安を空気の中にひしと感じる。
毎日、ブログを書こうとするたびに新しい情報が飛び込んでくる。
今、何が起こっていて、何を伝えるべきなのだろう
仕事の方向性はどうしていこうか
講座やワークショップ、新しい火星手帳のテキスト内容はどうしようか
そういったイメージをつかもうとするたびに、予想もつかないニュースが毎時毎時更新され、道に迷ったような気持ちになる。
もうわかった。
さすがに、いよいよ理解した。
これは1、2週間の短期戦で片づけられる問題ではないのだということが理解できた。
欧米の人が口々に「まるで戦渦にいるようだ」と言っているように、確かにこれは一人一人が社会にコミットし協力していかないとさすがに勝てない戦いなのかもしれないと、ようやく腹を据える覚悟を決めることにした。
明日、水瓶座0度で形成される火星・土星のコンジャンクションを前に、改めて「社会全体の脅威と戦う覚悟」のようなものを実感せざるを得ない感じがしている。

柱=不動サイン、ソード=風エレメント、天秤=客観性と、私はこれに水瓶座に必要なテーマを見ている。
水瓶座は、ある意味、厳しいサインだ。
客観性と全体性を持ち合わせたサインであり、社会的事実を突きつけ問題を提起するサインである。
そしてまた、多くの人たちの考えや意見を拾い集める「代弁者」としての役割を担っている。
皆が思っていても口にできないこと、それを言うことがはばかれることを勇気を持って口にする。
まるで裸の王さまに、「王さま、裸じゃん!」と叫ぶ子供のように。
つまり、私たちは今、自分の中にあった事実を口に出す必要に迫られているのかもしれない。
未知の経験を前に、失敗を恐れることなく、それぞれの立場において率直な意見を述べ、議論する場が必要になる。
そして、その時に合った正しい意見が素早く採用されなければならない。
そろそろ厳しい現実を受け入れざるを得ない時期に入ってきた。
個人/企業/国のそれぞれの戦いとして、火星・土星が現実に向き合う時がきたのだろう。
でも実際、今、目の前に迫りくる課題、乗り越えるべき問題は、おそらくコロナ以前からあったはずのものでもある。
私でいえば、フリーランスで働くというリスク、女性が一人で生きるというリスクは今に始まったことではない。
今、もし不安を抱えている人がいるとしたら、ある程度の長期戦を見込んでアセスメント(現在の状況を把握する作業。程度や範囲について客観的に評価する)をすることだ。
この作業は楽しいものではないが、それが水瓶座に土星的体験の一つでもある。
タロットカードの絵柄のように、厳しく現実を見据えて、正しく評価する。
根性論「頑張ればどうにかなる」とか理想主義「誰かがどうにかしてくれる」「きっと大丈夫」とかでは乗り切っていくのは難しい。
前からあったであろう問題――生活環境、人間関係――といった生きることを阻害する要因はできるだけ減らし、人それぞれの活動能力が落ちないよう少しでも工夫していくことが必要になってくる。
不安があったら、人や社会サービスを頼るのも水瓶座的だ。
社会のリソースは大いに利用すること。
心理的なサポートがあることがわかるだけでも大きな支えになるかもしれない。
人や社会は敵ではない。
水瓶座のアドラーは言っている。
人や社会(共同体)は協力のもとにある。
こんな時だからこそ、どんな立場にある人も取りこぼさないような社会ができるよう話し合えるといい。
それぞれの戦いの中で、お互いが協力し合える社会を目指せるといい。
どうせ長期戦になるのなら、目前の対策だけではない、共同体の生き残りを目指して動いていければいいと思う。
私も自分で何ができるか、自分の力でできること、人と一緒にできること、いろいろ考えてみたい。
こんな中でもオンライン等で学び続けてくれている皆さん。
また、火星サイクルの感想を寄せてくれている皆さん。
声を聞かせてくれてありがとうございます。
皆さんが無事で頑張っているのを知るだけでホッとします。
心理占星術は、私にとって大きな心の支えになっています。
皆さんにとってもそうであるように、こんな中でも、少しでも必要な情報を届けられるよう工夫ができたらと思っています。
皆さんの声、また聞かせてください。
nico
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