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nicosmic life --- 心理占星術と未完成な日々

私たちは誰でも宇宙のエネルギーを利用することができる
私的木星トランジットの利用法 自他ともに成長する機会をつくる
学びは、贈与=みんなが利用可能な価値することでさらに磨かれる。
インタラクティブな流れをつくれば、お互いが向上し合える。
だから、レポートも発言も、自分の学びのためじゃなく、みんなのために自分の中にあるものを出してほしい。
そうすると、お互いがいい刺激を受け合える。

って話を、最近、どの講座の冒頭でもお話ししている。
だから、生徒さんたちは耳タコですね。

最近、生徒さんを差し置いて講座を楽しみすぎてる気がしているのですが、仕事全般をこんふうに楽めるようになったのは双子座期火星ワークショップをやった後からかなー

昨日、Tさんから感想をいただいたのですが、

先日の火星ワークショップ双子座編のときに先生がおっしゃっていた「風は否定されてこそ」という言葉が私にはすごく沁みました。外向きの活動をするときに他者に否定されることを過度に怖がる必要なんてなくて、むしろ否定されて当然ぐらいの感覚を持てばいいんだと思うとちょっと動きやすくなるような気がして嬉しくなりました。

もちろん今までも十分楽しんでいたのですが、
自分自身、そうか、そうだだった、私はこれまでもたくさんのインタラクティブな刺激のおかげで、たくさんの知識や考え方を手にすることができてきたなー
私が伝えたことに人ぞれぞれの意見や考え方があり、思ってもみない方向から球が返ってきたり、投げた球を痛快にホームランを打たれたり、そのおかげで考えるヒント、書き換えのアイデアをたくさんもらたったり、私が先人から学んだ知識が役に立つだけじゃなく、皆さんのこれまで生きてきた中で生まれた知識にも価値がある。

ZOOMなどのオンライン講座はどうしても一方通行になってしまいますが、できる限り双方通行の講座、勉強会、研究会を目指してやっていきたいと思っているのはそういうことで、どうせ象徴には正解がないのですから、今、私たちが一番しっくりくる考え方なり、言語なりを、今ここで一緒につくっていくこと、お互いがお互いの強みを出し合って――私の強みは構造理解と人文系の知識、それを体系化することかな――、よりよい知恵の世界を築いていけたらいいなと思っています。

立ち上げたばかりの研究会では、それが生かせていて本当にワクワクしていますし、また最近スタートしたいくつかの実践読み講座でも、皆さんほんとうに勉強熱心で、たくさん質問もいただき、たくさんアイデアもいただき大いに刺激を受けています。

で、いつもライティング講座とかでお話ししているのかな、
私は、例にもれず木星でビジョンを描きながら計画を立てているのですが実際、陽サインの木星のステップを利用してここまでやってきました。

ちなみに木星のトランジットの意味は、「未来の可能性を広げるための成長の機会をつくる」という意味が一般的ですが、ここにあえて加えるとしたら、木星は”私”だけの視点を持つより、”みんな”と一緒に成長するイメージを持つほうがうまくいきます。
私も成長できるけれど、チーム全体、会社全体、業界全体がよくなるイメージを持つと、より楽しく、よりユニークなチャレンジが可能です。
講座でもお伝えしていますが、個人天体を超えたら、どれだけエゴを手放したイメージを持てるかが大事です。

では、私的にどのように成長してきたかというと…

2013年双子座木星のときに、アネモネの会というのを立ち上げました。
占星術勉強している人って、良くも悪くも人生の出来事をすべて星の運行のせいにしたり、ネイタルチャートの配置のせいにしたりして、太陽系という大きなものを扱っていながら、視野が狭くなりやすいなーと思っていたので、占星術の学びの延長で、占星術とまったく関係ないことを遊んだり、試したりしてみたとき、どんな相乗効果が生まれるか、そんな実験的な会をやってみたいなーと思って立ち上げたのですが、あれ本当に楽しかったですね。
ガムラン弾いたり、砂絵マンダラやったり、オイリュトミーもやりましたね、みねこさんには若草物語のワークショップをやってもらいました。
ただ楽しく遊ぶだけなのですが、頭を柔らかくするのが目的ですから、まあ楽しくてよかった。

で、獅子座木星のときには、古い一軒家を貸し切って、みんなのクリエイティビティを寄せ集めたイベントを大々的に行いました。
3日間、物販やらワークショップやらをギューッとつめた会であれはあれで楽しかったですね。
皆さんの持っている価値がいろいろなかたちで開花していくのを目の当たりにできて幸せな時を過ごしました。

2017年の天秤座木星で、火星サイクルシート!を公開!
世界初のなんだかよくわからない、持ち運びにくいA3サイズの火星サイクルシートなるものを発表したい!と宣言し、チームのみんなをあたふたさせました。
プロジェクトチームの存在がどれだけ有難かったことか!

2019年の射手座木星は、A3判のファイルされたシートから火星サイクル手帳を作成!
たくさんの方の手に渡り、身が引き締まる思いがしたのを覚えています。

そして、2021年の水瓶座木星は、念願の心理占星術研究生制度を設立!
知識を共に作り出すため、未来の価値づくりのため、職業占星術パーフェクトマスター講座を卒業した生徒さんたちと研究の機会を設けることになりました。
生き方、働き方をテーマに、これからを生きる人たちのための職業研究やデータベースづくりをし、それを多くの人に役立つものへとイノベーションしよう!というのが研究会の主旨。
おー!
ここまで成長のステップを重ねてきましたが、まあまあ根気強く生徒さんを育ててきたのはこのためだったのかー

ということで、木星の陽サインのトランジットは、このようにして外向きの成長を重ね、自他ともに成長する機会として利用することができるというわけです。

もうわかると思いますが、陰サインの木星の時は外に向いていたベクトルが内向きになり、内的成長を目指し、せっせと一に反省、二に反省を繰り返し、また技術や知識の鍛錬に勤しみ、次の陽サインに備えてできる準備をするということになります。
外向きに頑張れば頑張るほど失望することも増え、理解されなかった孤独に襲われたりすることもありますが、それもまた人生=木星。
そのがっかりを乗り越えるために、こそっと内向きに頑張るのがコツ。
そうすると次の飛躍のための体幹が鍛えられ、また新たなジャンプが生まれるわけです。
つまり、木星のトランジットは挫折は”込み”です。

木星は、基本的に陽サインから始めるのが通常(射手座=陽から魚座=陰のイメージ)なので、せっかくだから水瓶座からトライしてみましょう。
全体の「よりよく」という善なる意識を携えて、自他ともに成長する利益のための挑戦なら、きっと木星は喜んでサポートしてくれるはずです。

思い立ったが吉日。
皆さんのよい木星トランジットを応援しています。

nico
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