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nicosmic life --- 心理占星術と未完成な日々

私たちは誰でも宇宙のエネルギーを利用することができる
詩人=火星、または詩=遺書の関係 生きるために詩/死と向き合う
昨日の生き方研究会、ほんと面白かった!
第1部はインティマシーコーディネーター、第2部はOさんによる詩人研究、どちらも「生きるとはなんぞや」を突きつけられた内容となりました。

まず、お話ししておきたいのは、サインもアスペクトも固定観念を持ってチャートを見たら、人の人生には決して近づけないだろいうこと。
たとえばインティマシー=蠍座=水エレメントみたいな発想をしていたら、西山ももこさんのパワフルで誠実な生き方、働き方を理解するのは難しいだろう、詩人=情緒=水星みたいな発想では、ボードレールや金子みすゞのパッションを感じ取るのは難しいだろうということ。

またホロスープの表面をなでるだけでは、やはりその人の切実な欲求にたどり着けないのではないか、マイナーアスペクト、ミッドポイントまで分析を深めてみてこそ、隠れた、真の欲求にたどり着けるのではないかなど。

こちらが固定観念を外さないと、見えるものも見えない。
これぞまさに双子座=水星的な学びなのかもしれません。

西山さんの仕事によって切なる欲求を昇華していく様子、誰かによって欲求を満たすのではなく、自らの力で自分の人生に影響力を持たせていく様子もも印象的でしたし、また詩人=火=火星的な切迫した思いと生と死に向き合う真摯な姿勢は、彼らの詩を読むのと同様に胸打たれる体験になりました。

分析の詳細は、皆さんにいずれ発表できると思います。
楽しみにお待ちください!

また、詩/詩人と火星の深い関係がわかったので、「虚無からの形成力」として、火星サイクルプロジェクトとして、詩のイベント的なものをやりたいねーなんて話をしていました(※Oさんのレポートから――英語のpoem、フランス語のpoemeなどの単語は、「作ること」を意味するギリシャ語に由来し、技術を持って作り出された言葉を意味した)。

生きるために必要とした詩とはどのようなものか。
再び生きるために支え=こん棒=燈火となった詩はどようなものか。
みなさんの火星の力を奮い立たせる詩について、ぜひ教えてほしい!

ということで、研究生のAさんからの感想です。
とても素敵な感想なので、ぜひ読んでみてください。
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充実した研究会ありがとうございました。
Oさんの分析のおかげで、これぞ研究会!というとても楽しい学びの時間でした。

今回、Oさんのあえて「詩」を書いている人だけを取り上げるという提案で、生粋な詩人たちがなぜ詩を書かざるを得なかったのかがホロスコープを通してイメージできました。

火エレメントがあれほどまでに作品に影響しているのも驚きでした。
火の火星は特に生きるか死ぬかという切実さを訴えているからこそ、時代を超えて人の心に響く作品につながっているのは感動さえ覚えました。

辛い時に、あえて遺書を書くというセルフセラピーがあるそうで、自分をリセットすることで生きる力が湧いてくるという効果をもたらすそうです。
今回取り上げた詩人も死を身近に感じていたということで詩は遺書でもあったのかなと感じました。

自分がどんな詩に共鳴するのかもある種の心理分析に繋がるし、心理占星術と詩って共通するものがあるのかもと思いました。
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次回の研究会は、9/25。
この日は、マルチに活躍する女性たちの生き様に触れ、働くこと、生きることをとおして健やかに生きる姿を研究してみたいとおもっています。
あー
こちらも楽しみですね!

nico
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