nicosmic life --- 心理占星術と未完成な日々

私たちは誰でも宇宙のエネルギーを利用することができる
無力感と向き合うことで見えてくるもの 蠍座火星の話
時々、命の電話のようなメールをもらうことがある。

一緒に心を痛めること以外、どうしてあげることもできなくて、いつも歯がゆい思いをするのだけれど、それでも、「メールを送れば返事をくれる人がいる」という存在にだけでもなれればと思っている。
大したことは言ってあげられないし、いろいろ考えてから送るので、返事、時々遅くなるけれど、でも一人で苦しむよりましなはずなので、つらくなったらいつでも連絡してください。

それにしても、人生は、なんと難しいのだろう。

最近、調子を崩している人多い。
というか、火星が蠍座に入ってからというもの、隠されていた問題が一気に噴き出してきた感じがするね。

そう言う私も、ずっとぐずぐずやっている。
我ながら、情けなることもある。

いくつかの話題のニュースもそうだけど、自分の暗い欲望=リビドーの部分とか、ダメな部分とかを突き付けられたりする感じがしたりして。

まったく、蠍座の火星というのは、自分という人間を容赦なく丸裸にさせる。

他人の幸せそうな姿に圧倒されたり、自分の”足りてないもの”に気づき、その事実に打ちのめされたり。
自分は無力で弱小で頼りない存在で、「こんな調子で、私はこの先、本当に生き残っていけるだろうか」という考えに襲われることもある。

うまくいけば、そういった考えが蠍座を共生やサバイバル意識に向かわせるわけだけど、なかなか、そううまくもいかない。

2015年の4月にNASAが火星における水の存在を発表してからというものの、もともと私の中の仮説であった「火星の象徴は水エレメントの性質をより多く含んでいるという」のが確信となり、また古典のトリプリシティの構造を考慮に入れると、2016年、蠍座に火星がイングレスしたら、一体、どんなことになるのだろうと、一人妄想してみたりしていた。

This is it!
それがこれだ。
だから、ナチュラルルーラーというのは、覚悟してかからないといけないのだ。

体調に崩した人もいる。
心を痛めている人も多い。

でも、これは2年に一回(火星のサイクルね)の変容のための脱皮。
だから、苦しくても当然だし、脱皮がうまくいけば、新しい季節にふさわしい、心地よい服を手にすることができるかもしれないのだ。

そのためには、今のその無力感と向き合ってみるしかない。
私の心を痛めているものは何なのか。
本当は、何がほしくてほしくてたまらないのか。

それが見えたら、火星を利用して、その欲望を、悩みを、痛みを、悲しみを、はさみでバサッと切り落とす。
ほしいものは手に入らない。
だから、その思いをバサッといく。

それが、蠍座・火星の目標だ。

それと同時に、「既に持っているもの=牡牛座」を見つけておくこと。
どんなささやかなものでいいので、自分の中にある「私にはこれがある」をポケットに入れて持ち歩くこと。
それがトランジット蠍座火星の過ごし方だ。

蠍座火星は25度を過ぎ、3月7日は射手座に向かう。
でも、大丈夫。
4月17日には逆行を開始し、5月27日に再び、蠍座に戻ってくる。

まあ、この時期、頑張って火星について向き合っていれば、春分の近づくころにはフットワークが戻ってくるはずだ。

ドイツの心理学者E・シュプランガーは、

自我の発見をすることは主観を1つの独自の世界として発見することであり、大きな孤独体験を伴うものであると述べている。

火星から木星へ。
個から全体へ。
この孤独を超えれば、何か、新しい世界が見えるかもしれない。
だから、頑張って、蠍座・火星を乗り切りろう。
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