告知遅くなりましたが、4月18日(水)19時30分からです。
いよいよ本格的に医学の話題に突入。
身体のイメージ、少しは出来上がってきましたか?
まったく、一か月は早いね。
桜を心待ちにしていたと思ったら、もうすっかり散り始めている。
時の流れについていくのがやっとって感じ。
時代に煽られないように、すこしペースダウンしたいところ。
でも講座は楽しい。
もちろん鑑定も楽しい。
講座の何が楽しいって、生徒さんから教わることの多さといったら!
若い人たちからは、自分の成長の過程を再確認させてもらえるし、年上の方からは、豊富な経験により知識の可能性を広げてもらっている。
きのうの講座では、年上の生徒さんからハッとするような言葉を告げられた。
私がマンデンの難しさを必死に説いていた時の言葉だ。
「昔は入ってくる情報に限界があったから、逆に占星術家は、ひとつのチャートから読み解いていく創造性という力があったのではないか?」
そうかもね。
そういうこともあるかもしれないね。
あっちのチャート、こっちのチャート。
このテクニック、あのテクニック。
中途半端なものの寄せ集めだから、余計混乱してしまう。
昔の占星術家は、とにかくあらゆる分野に精通していた。
天文学はもちろん、数学、科学、医学、哲学…
中途半端な知識で読もうとしているのだから、それは難しいに決まっている。
つまり占星術を深めるには、占星術のテクニックや情報ではなく、それに付随する知識がどうしても必要になってくるのだ。
心理占星術には、もちろん心理学や精神分析の知識。
また人間を理解する感受性や、心の深層を引き出すコミュニケーション能力も必須だろう。
とにもかくにも、あらゆることを体系的に学んでいくことが、占星術の理解を深めることにつながるのだ。
同じ講座の他の生徒さんとは、女性の社会で生きる難しさについて話し合った。
女性の中の男性性=アニムスの扱いをどうするか。
彼女は既に引退しているが、長く美容業界で活躍していたキャリアウーマンだった人。
彼女もやはり、その難しさを十分に理解していた。
「やっぱり男性は、有能な女性が面白くないんですよ」
でも男性と対等であるためには、男性よりも能力が高くないと認められない。
以前、軽くジェンダーの話にも触れたが、いくら時代が変わろうとも、やはり女性の社会で生きる難しさは変わらない。
偶然、今日のコンサルテーションでも、男性からの「女のくせに」というハラスメントを受けて精神的に参っているという広告業界で働く女性が来た。
どんなに頑張っても、認めてもらえているという実感が持てないと言う。
もちろん、この言葉にはサクシーデントハウスの難しさが考えられるかもしれない。
けれど、その奥に女性ならではの葛藤が潜んでいることも見逃すことはできない。
私もTVの制作の現場で働いていた時は、付け込まれないように「おっす!」とか男性言葉を使ってたっけ。
女性性を殺さないと、たちまちセクハラに合うからね。
鉄の女サッチャーの映画が話題だったが、サッチャーの言葉がその難しさを物語っている。
「男は泣いたら感受性が豊かな人だと人気が上がり、女は泣けはヒステリックで扱いにくいとバカにされる。だから女性は強くなるしかないんです」
その結果、サッチャーは手の震えが止まらないという神経症を患ってしまった。
そうなることの恐れから、男性性を抑圧し、女性を武器に生きるという選択肢を選ぶ人が多いのが現状だ。
今の保守層と呼ばれる若い女性がそうだろう。
アニムスの難しさについて、ユングの妻エマ・ユングは語る。
「私たち女性がアニムスに向かったとき克服せねばならぬのは傲慢ではなく、自信欠如である」と。
「女性の多くが自分の女性性への過小評価に悩んでおり、彼女たちみんなにまずしなければならないことは、女性の生にふさわしい価値を獲得することだ」
アニムスの概念は、実際は簡単なものではないので、またの機会に話したいと思うが、もし単に女性が「女性であるだけで満足する生き方」を選択してこなかったのであれば、つまり自分の中のアニムスの扱いを持て余していると感じているのであれば、やるべきことはふたつだ。
一つ目は、自分の女性性を否定せず、しっかりと向き合うこと。
二つ目は、精神的創造性を発揮するよう努めることだ。
エマも「精神性の本来的な創造性に当たるものが、女性には非常にまれなことが知られている。思考力、弁別能力、批判力を幅広く発達されている女性は多くいるが、それを男性のように精神的創造に使う人はごく少数でしかない」と書く。
占星術で考えたら、やっぱり太陽エネルギーだよね。
自己不信、自信喪失している自分を感じたら、それは自分の中の創造性のエネルギーが充満しているサインかもしれない。
過去を悔むのではなく、未来へ向かって自分らしさを創りだしていくよう意識することで、むしろ「女」である自分と矛盾なく手を組むことができるようになるかもよ。
そう単純ではないんだけど、騙されたと思って手始めにやってみて。
いよいよ本格的に医学の話題に突入。
身体のイメージ、少しは出来上がってきましたか?
まったく、一か月は早いね。
桜を心待ちにしていたと思ったら、もうすっかり散り始めている。
時の流れについていくのがやっとって感じ。
時代に煽られないように、すこしペースダウンしたいところ。
でも講座は楽しい。
もちろん鑑定も楽しい。
講座の何が楽しいって、生徒さんから教わることの多さといったら!
若い人たちからは、自分の成長の過程を再確認させてもらえるし、年上の方からは、豊富な経験により知識の可能性を広げてもらっている。
きのうの講座では、年上の生徒さんからハッとするような言葉を告げられた。
私がマンデンの難しさを必死に説いていた時の言葉だ。
「昔は入ってくる情報に限界があったから、逆に占星術家は、ひとつのチャートから読み解いていく創造性という力があったのではないか?」
そうかもね。
そういうこともあるかもしれないね。
あっちのチャート、こっちのチャート。
このテクニック、あのテクニック。
中途半端なものの寄せ集めだから、余計混乱してしまう。
昔の占星術家は、とにかくあらゆる分野に精通していた。
天文学はもちろん、数学、科学、医学、哲学…
中途半端な知識で読もうとしているのだから、それは難しいに決まっている。
つまり占星術を深めるには、占星術のテクニックや情報ではなく、それに付随する知識がどうしても必要になってくるのだ。
心理占星術には、もちろん心理学や精神分析の知識。
また人間を理解する感受性や、心の深層を引き出すコミュニケーション能力も必須だろう。
とにもかくにも、あらゆることを体系的に学んでいくことが、占星術の理解を深めることにつながるのだ。
同じ講座の他の生徒さんとは、女性の社会で生きる難しさについて話し合った。
女性の中の男性性=アニムスの扱いをどうするか。
彼女は既に引退しているが、長く美容業界で活躍していたキャリアウーマンだった人。
彼女もやはり、その難しさを十分に理解していた。
「やっぱり男性は、有能な女性が面白くないんですよ」
でも男性と対等であるためには、男性よりも能力が高くないと認められない。
以前、軽くジェンダーの話にも触れたが、いくら時代が変わろうとも、やはり女性の社会で生きる難しさは変わらない。
偶然、今日のコンサルテーションでも、男性からの「女のくせに」というハラスメントを受けて精神的に参っているという広告業界で働く女性が来た。
どんなに頑張っても、認めてもらえているという実感が持てないと言う。
もちろん、この言葉にはサクシーデントハウスの難しさが考えられるかもしれない。
けれど、その奥に女性ならではの葛藤が潜んでいることも見逃すことはできない。
私もTVの制作の現場で働いていた時は、付け込まれないように「おっす!」とか男性言葉を使ってたっけ。
女性性を殺さないと、たちまちセクハラに合うからね。
鉄の女サッチャーの映画が話題だったが、サッチャーの言葉がその難しさを物語っている。
「男は泣いたら感受性が豊かな人だと人気が上がり、女は泣けはヒステリックで扱いにくいとバカにされる。だから女性は強くなるしかないんです」
その結果、サッチャーは手の震えが止まらないという神経症を患ってしまった。
そうなることの恐れから、男性性を抑圧し、女性を武器に生きるという選択肢を選ぶ人が多いのが現状だ。
今の保守層と呼ばれる若い女性がそうだろう。
アニムスの難しさについて、ユングの妻エマ・ユングは語る。
「私たち女性がアニムスに向かったとき克服せねばならぬのは傲慢ではなく、自信欠如である」と。
「女性の多くが自分の女性性への過小評価に悩んでおり、彼女たちみんなにまずしなければならないことは、女性の生にふさわしい価値を獲得することだ」
アニムスの概念は、実際は簡単なものではないので、またの機会に話したいと思うが、もし単に女性が「女性であるだけで満足する生き方」を選択してこなかったのであれば、つまり自分の中のアニムスの扱いを持て余していると感じているのであれば、やるべきことはふたつだ。
一つ目は、自分の女性性を否定せず、しっかりと向き合うこと。
二つ目は、精神的創造性を発揮するよう努めることだ。
エマも「精神性の本来的な創造性に当たるものが、女性には非常にまれなことが知られている。思考力、弁別能力、批判力を幅広く発達されている女性は多くいるが、それを男性のように精神的創造に使う人はごく少数でしかない」と書く。
占星術で考えたら、やっぱり太陽エネルギーだよね。
自己不信、自信喪失している自分を感じたら、それは自分の中の創造性のエネルギーが充満しているサインかもしれない。
過去を悔むのではなく、未来へ向かって自分らしさを創りだしていくよう意識することで、むしろ「女」である自分と矛盾なく手を組むことができるようになるかもよ。
そう単純ではないんだけど、騙されたと思って手始めにやってみて。
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