nicosmic life --- 心理占星術と未完成な日々

私たちは誰でも宇宙のエネルギーを利用することができる
海王星の夢見について
ということで、海王星について少し。

どれだけ多くの人が真央ちゃんの復活のドラマにこころを震わせたことだろう。
真央ちゃんの幼いころの無邪気さに、長年の努力に、抱えていたプレッシャーに、母親の死に、挫折に、雪辱に、スケートへの想いに、ジャンプへのこだわりに、もしかしたらそれをすべて含んだ、真央ちゃんという存在そのものに思いをはせて。

人は、真央ちゃんの何に、どこにシンクロしたのだろうか。
恐らく、人それぞれの想いがあるはずだ。

海王星は、いとも簡単に相手の想いと同化する。
でも、それは相手の想いが理解できるからではない。
真央ちゃんの抱えている想いなど、誰にもわかりようなどない。
そうではなく、人は自分の中にある期待と不安、理想とその崩壊、愛や悲しみといった言葉にならない想いを、まさに目の前でそれを生きている人物に投影し思いを寄せ、そして浄化するのだ。
オリンピック選手は時に人々の想いを背負い、その想いに苦悶もするし、エネルギーにも変える。

時代に選ばれた人たちは、そのようにして人々の想いを背負い生きる。

ダイアナ妃もマイケル・ジャクソンもひとつの時代の象徴だった。
人々はマイケル・ジャクソンの死に、自分の生きた人生を重ね、夢や孤独、痛みや不安を重ね、何かしらの喪失を重ねる。
それは、誰でもいいのだ。
海王星を背負えるだけの人物なら誰でも。
まるで神聖な生贄というように。

海王星を投影しているとき、人は恍惚とした気分になる。
実際、生きていないはずの体験が光り輝き、心を満たしてくれるのだ。

真央ちゃんの夢の舞台は、人々の夢の舞台でもあった。
日本人が日本人として誇りを持てるよう、個人が個人として挫折から目覚め、再び夢が見られるるよう、真央ちゃんはそのように人々の想いを背負い、この2日間、十何年を生きた。

きっと、人はまた違う夢を見せてくれる人物を探すかもしれない。
自分の中の未消化の夢を吐き出すために。
いつまでも真央ちゃんに夢を背負わすわけにもいかないのだ。

だから、私たちは自分の夢を持たなければならない。
自分の夢見のエネルギーに責任を持つため、現実の世界を生き生きと満たすため。
自分が自分の夢のヒーロー、ヒロインになるため、ささなかでも自分なりの夢を。

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