nicosmic life --- 心理占星術と未完成な日々

私たちは誰でも宇宙のエネルギーを利用することができる
ちょっと7年サイクルの話 
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海底の潮の流れが
ささやかながら その骨を拾った
浮きつ沈みつ
齢と若さのさまざまな段階を通り過ぎ
やがて渦巻に巻き込まれた

T・S・エリオット

ここ最近、2度目のサターンリターンを迎えた方の鑑定が続いている。
みなさん一様に、さらなる向上を目指して、新しい可能性に向き合おうとしている様子が印象的だった。
年齢や見栄といった若さゆえのコンプレックスから離れ、生きることと真剣に向き合い、残りの人生を有意義に過ごすと決めた潔さにも刺激を受けた。

私は2度目のt土星のオポジションを迎えたばかりで、まだ、そこまでの覚悟はできていない。
浮きつ沈みつ、自分自身の在り方と格闘している。
これから、土星を成熟させ、自分なりの到達の方向を探っていく時期に入る。

シュタイナーの成長の7年サイクルは、まさに土星の進行に沿っている。
そのサイクルを月のフェーズのように読んでいくと、42歳から49歳は、まさに土星の成熟期、満月から下弦へと向かう、達成の時期に当たる。
また天王星は7年かけて、ひとつのサインを運行する。
7年は生き方をリノベーションするサイクルになっているのだ。
シュタイナーの42歳~49歳のサイクルについて、こんな記述がある。


この時期は、これまでの人生経験を抽出、または消化し、新しい理想と新しい方向性を探っていかなければならない。
その道のりは、途方もなく不安で空疎な印象を与える。
様々なものには終わりがあることを実感するのもこのサイクルだ。
この苦しみの期間に、私たちは個性と自信を発見し、ステレオタイプ的な古い役割から新しい役割へと移行する。
その移行が手遅れになる前に、真の自己を表現するための方法を準備する必要がある。
生きるエネルギーは速度を落とし、その代りに深い理解と洞察を手に入れることができるかもしれないし、昔見た夢を取り戻すことも可能になる。
懸命に働き、自分の能力を生かし切ることも可能だが、過去と向き合う覚悟がないと、達成への道は遠のく。
弾力をもって、人生の様々な局面と向き合うこと。
逃げずに現実に向き合うことで、ゆったりとした成熟期を迎えることが可能になる。


42歳から49歳は、天体でいうと火星期から木星期への移行期にあたるが、なかなか難しい時期になることは、多くの人が実感するところだろ。
火星期の「何を得たのか」「何を獲得したのか」が実感できないまま木星期に突入しても、木星の恩恵としての寛容さやしなやかさはなかなか手に入らない。
焦燥感や対抗心等を心に残しつつ、人生をさまようことになる。

そのためには、いつだってサターンリターンをやり直したっていい。
もう一度、私の枠組み、私の在り方を作り変えればいいのだ。
そんなことを2度目のサターンリターンを迎えた方たちに教えてもらった。

時とともに叡智はきたる
葉は多くとも根はひとつ
わが青春の虚偽の日々を
私は要綱に葉や花をゆらめかせたが
いま私は真理へと凋落しよう

W・B・イエイツ


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