天体の性質を考えた場合、金星、木星、海王星といった受動的な広がりを持つ月ベースの天体群と、火星、土星、冥王星といった否定的で鋭角な性質を持つ太陽ベースの天体群と二極にカテゴライズすることができる。
この極にバランスが取れると、人生はとても生きやすい。
優しさと厳しさ、夢と現実、楽しみと労働など、アメとムチのバランスが人生にメリハリをつける。
「頑張って働いた後のビールってうまいよね」的な爽快感は、人の意識を正常に保つことになるのだ。
けれど、このバランスを取るのは意外と難しい。
レベルの差こそあれ、大抵の人は優しいけれど頼りない、夢見てばかりで現実が伴わないタイプか、しっかりしてるけど口うるさい、厳しすぎて息が詰まるといったタイプのどちらかに分かれる。
そして時々反対の極をやって、ひどくストレスをためる。
ホロスコープ上で、それがどう出ているかの判断基準はいろいろあるが、スクエアを避け、トラインに逃げるというのはよくあるパターン。
半球の強調もあるかもね。
この「優しさと厳しさ」の絶妙なバランスを目の当たりにしたのは、去年TV番組の企画を通して出会ったある人物。
みなさんは去年のクリスマス時期に起こった、タイガーマスク運動を覚えているだろうか。
「伊達直人」の名前で児童養護施設にランドセルを寄付したという話。
そういった活動をもう10年以上続けている、その人物こそ、私の考える二極のバランスのとれた人格の持ち主だ。
彼の名前は坂本博之。
日本ライト級チャンピオン、東洋太平洋チャンピオンに輝いた元プロボクサーで、幼少時代を児童養護施設で過ごした経緯を持っている。
現役時代のニックネームは「平成のKOキング」。
打たれても前へ出るファイトスタイルで熱狂的なファンを獲得。
4度にわたる世界挑戦の敗退、さらに椎間板ヘルニア手術による2年7カ月のブランクを乗り越え戦った。
困難や逆境にも決してへこたれず、挑戦し続けるその生き様は、多くの人々に生きる勇気を与えた。
実際、彼が主催するボクシングには彼を心から愛するファンであふれている。
彼のモットーは、「熱を持って接すれば、熱を持って返ってくる」だ。
取材のため、半年間ほぼ毎日顔を合わせていたし、一緒に施設にも同行させてももらったから間違いない。
彼の生きる姿勢はいつも真剣だった。
彼はこころの青空募金を設立し、日本中の児童養護施設を訪問し、少年院や学校などで公演をし、また後世のチャンピオンを育てている。
中でも、虐待などで自分を表現できなくなった子供たちの心の叫びをパンチにして受け止めるという「ボクシングセッション」は素晴らしい。
子供たちの笑い声と坂本氏率いるボランティアチームの掛け声は、私に悲哀と感動という複雑な感情をもたらした。
それは忘れられない思い出だ。
どんな時も彼の熱気は人々に伝染し、もちろん私にも伝染し、その頃の私は、彼のおかげでいつも心が温かかった。
彼のチャートには、その二極のバランスが絶妙に配置されている。
打たれても前に出るボクシングスタイルは火星と土星とオポジションに、そして引退後、「子供たちのため」を本気で実践している生き様は金星、木星、海王星のコンジャンクションに体現されている。
もちろん、太陽・山羊座、月・水瓶座の影響もあるけどね。
彼に出会ってからというもの、私は苦しいことがあると、いつも彼の努力を思い出す。
早く仕事で安定して、彼の活動を手伝いたいと思うが、今の私にはまだ難しい。
なので私にできることは、彼の活動の賛同者を少しでも増やすこと。
彼の活動は、ブログ「不動心」http://ameblo.jp/sakamoto-hiroyuki/
もしくは「こころの青空基金」http://aozora-srs.com/
で見ることができる。
是非、応援してあげてください。
一見、ボクサーの香りにビビるけど、本当に優しく、真面目すぎるくらい真面目で、そして5分に1度は笑わせてくれるくらい天然だ。
彼と彼の仲間たちに書いてもらった色紙は、私の大切な宝物のひとつ。
私も彼のように人に良い影響を与えられるようになりたくて、毎日、この二極のバランスを学習中だ。
この極にバランスが取れると、人生はとても生きやすい。
優しさと厳しさ、夢と現実、楽しみと労働など、アメとムチのバランスが人生にメリハリをつける。
「頑張って働いた後のビールってうまいよね」的な爽快感は、人の意識を正常に保つことになるのだ。
けれど、このバランスを取るのは意外と難しい。
レベルの差こそあれ、大抵の人は優しいけれど頼りない、夢見てばかりで現実が伴わないタイプか、しっかりしてるけど口うるさい、厳しすぎて息が詰まるといったタイプのどちらかに分かれる。
そして時々反対の極をやって、ひどくストレスをためる。
ホロスコープ上で、それがどう出ているかの判断基準はいろいろあるが、スクエアを避け、トラインに逃げるというのはよくあるパターン。
半球の強調もあるかもね。
この「優しさと厳しさ」の絶妙なバランスを目の当たりにしたのは、去年TV番組の企画を通して出会ったある人物。
みなさんは去年のクリスマス時期に起こった、タイガーマスク運動を覚えているだろうか。
「伊達直人」の名前で児童養護施設にランドセルを寄付したという話。
そういった活動をもう10年以上続けている、その人物こそ、私の考える二極のバランスのとれた人格の持ち主だ。
彼の名前は坂本博之。
日本ライト級チャンピオン、東洋太平洋チャンピオンに輝いた元プロボクサーで、幼少時代を児童養護施設で過ごした経緯を持っている。
現役時代のニックネームは「平成のKOキング」。
打たれても前へ出るファイトスタイルで熱狂的なファンを獲得。
4度にわたる世界挑戦の敗退、さらに椎間板ヘルニア手術による2年7カ月のブランクを乗り越え戦った。
困難や逆境にも決してへこたれず、挑戦し続けるその生き様は、多くの人々に生きる勇気を与えた。
実際、彼が主催するボクシングには彼を心から愛するファンであふれている。
彼のモットーは、「熱を持って接すれば、熱を持って返ってくる」だ。
取材のため、半年間ほぼ毎日顔を合わせていたし、一緒に施設にも同行させてももらったから間違いない。
彼の生きる姿勢はいつも真剣だった。
彼はこころの青空募金を設立し、日本中の児童養護施設を訪問し、少年院や学校などで公演をし、また後世のチャンピオンを育てている。
中でも、虐待などで自分を表現できなくなった子供たちの心の叫びをパンチにして受け止めるという「ボクシングセッション」は素晴らしい。
子供たちの笑い声と坂本氏率いるボランティアチームの掛け声は、私に悲哀と感動という複雑な感情をもたらした。
それは忘れられない思い出だ。
どんな時も彼の熱気は人々に伝染し、もちろん私にも伝染し、その頃の私は、彼のおかげでいつも心が温かかった。
彼のチャートには、その二極のバランスが絶妙に配置されている。
打たれても前に出るボクシングスタイルは火星と土星とオポジションに、そして引退後、「子供たちのため」を本気で実践している生き様は金星、木星、海王星のコンジャンクションに体現されている。
もちろん、太陽・山羊座、月・水瓶座の影響もあるけどね。
彼に出会ってからというもの、私は苦しいことがあると、いつも彼の努力を思い出す。
早く仕事で安定して、彼の活動を手伝いたいと思うが、今の私にはまだ難しい。
なので私にできることは、彼の活動の賛同者を少しでも増やすこと。
彼の活動は、ブログ「不動心」http://ameblo.jp/sakamoto-hiroyuki/
もしくは「こころの青空基金」http://aozora-srs.com/
で見ることができる。
是非、応援してあげてください。
一見、ボクサーの香りにビビるけど、本当に優しく、真面目すぎるくらい真面目で、そして5分に1度は笑わせてくれるくらい天然だ。
彼と彼の仲間たちに書いてもらった色紙は、私の大切な宝物のひとつ。
私も彼のように人に良い影響を与えられるようになりたくて、毎日、この二極のバランスを学習中だ。
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